UMB800

2019-04-17
世界最小、ステンレス超音波センサUMB800

ペッパール・アンド・フックスのUMB800は、ステンレス鋼で封止した世界最小の超音波センサです。同センサはすべて、FDA(米国食品医薬品局)の基準を満たした材料から作られています。その広い検出範囲と極めてコンパクトな設計が、衛生環境アプリケーションでの自動化を新たな可能性へと導きます。

UMB800シリーズの新センサは、全体がV4Aステンレス鋼からなる衛生対応ハウジングを備えています。このハウジングは表面粗さを0.8mm以下とし、微生物汚染の危険性を最小限に抑えています。さらに、その外面を気密シールしているため隙間もありません。このセンサは蒸気処理や洗浄性の強い薬品にも耐性があります。また、保護等級IP68/IP69Kを実現して、ECOLAB社による認証も受けています。同センサを既存のシステムに導入する場合にも、洗浄プロセスの変更はまったく必要ありません。
 
UMB800は、直径18mm・長さ55mmと、ステンレス鋼で封止した世界最小の超音波センサです。このようなコンパクトな設計にも関わらず、性能で劣ることはありません。わずか70mmの不感帯からの極めて広い測定範囲をもち、800mmの検出範囲を実現しています。

また、同センサは欧州衛生工学設計グループ(EHEDG)のガイドラインに準拠しています。そのうえ、すべての材料がFDAの基準を満たしています。その認定対象には、特別に開発した衛生対応の取付けブラケットも含まれています。組み付けに工具は必要ありません。センサ自体が大きな温度変動への耐性をもち、最大85℃で連続使用しても機能を保ちます。




UMB800シリーズは、主に衛生環境を要する用途(食品や医薬品産業)で利用できるよう設計されています。化学処理や加硫処理を伴う産業など、苛酷な環境での用途に用いれば、その強みが実証されます。また、強い洗浄方法を採用したシステムでも、同じように利点を発揮します。代表的な用途として、熱成形トレイでの食品包装や受液槽の液面レベル計測、さらには自動車タイヤの製造アプリケーション、電気メッキ処理や塗装システムなどで酸処理槽への部品の出入りを検出するといった場合に活用できます。