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Vanzetti Engineering SpA
Vanzetti EngineeringはParis Air Show 2025に出展します
Vanzetti Engineeringは、6月16~22日にパリで開催されるこの航空宇宙業界の国際展示会に参加します。ホール5・小間番号C222のブースにおいて、宇宙向けテストベッド(Space Ground Segment)のためのクライオジェニック・ポンプや航空宇宙アプリケーション用のグリーン推進システムを展示する予定です。
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Vanzetti Engineeringは、6月16~22日にパリのル・ブルジェで開催される航空宇宙業界の国際展示会Paris Air Show 2025に出展します。
フランス航空宇宙産業協会(French Aerospace Industries Association:GIFAS)の子会社であるSIAE社が主催するこの展示会には、48カ国から2,500の企業・団体が出展し、169カ国の専門家130,000人が来場するほか、97カ国・322人の公式代表団も参加するという航空宇宙業界で最大のイベントです。
今回のParis Air Show 2025においてVanzetti Engineeringは、ホール5・小間番号C222に展示ブースを構え、宇宙向けテストベッド(Space Ground Segment)のためのクライオジェニック・ポンプ製品シリーズや航空宇宙アプリケーション用のグリーンな推進システムを紹介します。
Vanzetti Engineeringにとって同展示会は、航空宇宙分野の推進システムメーカーや宇宙用ロケットメーカーに当社のクライオジェニック技術を知っていただく大切な機会です。
Vanzetti Engineeringの最高商務責任者Andrea Capuaniは次のように説明しています。「Vanzetti Engineering には40年を超える実績があり、主に海洋分野や自動車をはじめとする産業分野に向けけたクライオジェニック・ポンプの設計・製造を得意としています。さらに、数年前には航空宇宙分野への進出を果たし、今では当社のポンプが極低温液体による宇宙空間推進システムのためのテストベンチに利用されています。このようにより高性能な新しいクライオジェニック・ポンプで航空分野への参入をはかるだけでなく、他の市場分野で培った知見を活かしてポンプの信頼性をいっそう高めることも目指しています。こうした狙いのもと、当社は特に次世代の推進システムに関する設計・製造と技術革新に重点を置いた研究開発に大きな投資を行っています。この観点からも、Paris Air Show 2025は当社にとって、未来のグリーン・エンジン開発するために専門的なOEMを必要としている同分野の企業とお会いできる絶好の機会となります」。
航空宇宙分野向けの新しいクライオジェニック・ポンプの開発は、継続的な成長と技術革新を通じてターゲット市場の多角化をはかるというVanzetti Engineeringの戦略的判断によるものです。
「クライオジェニック・ポンプは、航空宇宙分野の推進システムの確実な機能を支える重要な要素です。しかしながら、この技術に精通した企業は多くありません。当社は現在、クライオジェニック分野で積み重ねてきた経験と航空宇宙市場の長期的なパートナー企業の協力をもとに、同分野での用途に必要な高性能ポンプの開発に特に力を入れて市場に応えるべく取り組んでいます」とAndrea Capuaniは述べています。