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08
'25
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Pilz、PSENmgate安全ゲートシステムを拡張
新しいPSENmgateは、統合制御機能、最適化されたケーブル配線、スイングドア対応を追加し、設置を迅速化し、改ざん防止と柔軟性を向上させます。
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ピルツの安全扉システムPSENmgateに新バージョンが加わりました。操作機能を拡充したモデルと、配線を最適化して設置時間を短縮できるモデルの2種類です。さらに、スイング式扉専用のドアハンドルモジュールもシステムに加わりました。優れた操作性と設置の柔軟性で、PSENmgateは高い支持を集めています。新バージョンの登場で、包装技術、機械製造、ロボットアプリケーションなど、安全扉システムのアプリケーション分野は一層広がっています。
PSENmgateによってもたらされる新たな選択肢を活かし、安全対策を自在にカスタマイズしてアクセスガードを構築することができます。
使いやすさがさらに向上し、多様なアプリケーションに対応
PSENmgateの新バージョンはハウジングが拡張され、押しボタンや照光式ボタン、キースイッチなど、制御ファンクションをより多く収容できるようになりました。安全扉に多様な操作機能が求められるアプリケーションに最適なソリューションです。それだけではありません。この製品バージョンは4つのボタンに加え、非常停止機能を搭載し、さらにエスケープリリースのオプションを備えています。
スッキリとしたケーブル配線を実現
新バージョンにはケーブルを上方向に引き出せるものもあり、機械ごとの設置環境に合わせて柔軟に使用できます。既存の設備への統合も柔軟に行えます。同時に、配線作業がシンプルになるため、組み立ても容易に行うことができます。そのためケーブル配線がスッキリまとまり、設置時間も短縮できます。機械の安全扉の保護対策の試運転も迅速に行うことが可能です。コード化アクチュエータ採用により、高度な不正操作防止機能を実現しています。
安全扉システムには、従来のスライド式扉用ドアハンドルに加え、新たにスイング式扉専用のドアハンドルがラインアップされました。サイズも2種類用意されているため、設置環境に応じて柔軟に取り付けできます。安全扉システムPSENmgateとドアハンドルを組み合わせることで、個々のスイング扉に合った柔軟なソリューションが実現します。
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