拡大された保護シールドと新しいワイヤレスシステム
溶接ステーションなどのヘビーデューティ用途向け新型無線フットスイッチ
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シュトイテのControltec部門は、溶接ステーションなどのヘビーデューティな用途に特化した新型無線フットスイッチをラインアップに追加しました。
有線タイプのフットスイッチでは、溶接スパッタによってケーブルが損傷しやすく、耐用年数が短くなる恐れがあるため、このようなアプリケーションに無線フットスイッチを導入することは理にかなっています。ケーブルは通常の作業中にも、転倒の原因となるリスクがあります。
従来のフットスイッチは、このような用途に適していません。溶接作業者が強化安全靴を着用して自由にペダルを操作できるほどの保護シールドの大きさがないからです。
こうしたヘビーデューティ用途に対応するため、シュトイテはパウダーコート処理を施したスチール製の堅牢かつ大型の保護シールドを新たに開発しました。このシールドは無線フットスイッチに固定されており、溶接用の強化安全靴を履いていても、2つのペダルを自在に操作できる十分なスペースを確保しています。また、誤操作を防止するための構造にもなっています。さらに、持ち運び用ハンドルが装備されており、設置場所を自由に変更することが可能です。
保護シールドには、RF GFS 2 XLワイヤレストランスミッターが内蔵されており、機械的な衝撃からしっかり保護されつつ、対応する受信機のアンテナへ確実に信号を送信できます。sWave ワイヤレス技術は、厳しい産業環境下でも屋内で最大45メートルの通信距離を実現します。RF GFS 2 XL は、このワイヤレス技術 SW2.4LE-IND を量産段階で搭載した最初のスイッチの一つです。
この新しい無線フットスイッチは、もともと溶接構造物の製造を行う企業向けにカスタム開発された製品でしたが、その現場での評価が高いことから、現在ではシュトイテの標準製品ラインアップに加えられました。
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