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RealMan Robotics、高性能ロボットに向けた高出力密度の次世代型関節モジュールを発売

ロボット駆動の基盤を統一するために

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RealMan Robotics、高性能ロボットに向けた高出力密度の次世代型関節モジュールを発売
 RealMan Roboticsは、超小型のWHJ03、高トルク・中空コアのWHJ120、広い電圧に対応したWHJ48V Wide-Voltageシリーズという次世代の関節モジュール3機種を発表しました。軽量なデスクトップ型ロボットアームから重工業用のシステムまで、ロボットのための統一的な駆動ソリューションを提供するものであり、ロボットの中核となる部品ラインナップの戦略的拡大をはかる当社にとって、また一つ大きなマイルストーンとなりました。

これらの高出力密度(High-Power-Density:HPD)サーボ制御関節は、高いトルク密度と高速な動的応答性に加えて、高い精度・信頼性・費用対効果を実現しています。新しい3種のモジュールはいずれも、コンパクトに統合されたモジュール設計を採用して多様な産業ニーズに応えるとともに、一般消費者向けから商用および産業用アプリケーションまで、高性能なロボットの構築を可能にします。

WHJ03:超小型で高精度な制御


RealMan Robotics、高性能ロボットに向けた高出力密度の次世代型関節モジュールを発売

WHJ03は、わずか33×48 mmのサイズで駆動トルク3 Nmを発揮する関節モジュールであり、デスクトップ型ロボットやスペースが限られる一般消費者向けヒューマノイドのために設計されています。一般的な代替品と比くらべて、同じ体積で35~55%も高いトルクを実現するとともに、50%以上の小型化を達成しています。また、バックラッシュとジッタを最小限に抑えたWHJ03なら、液体のハンドリングや壊れやすい物体の操作といった精密作業において円滑で正確な動作を保証できるほか、ヒューマノイドロボットの頭部や首の自然な動きにも対応できます。

WHJ120:高トルクな中空コア設計


RealMan Robotics、高性能ロボットに向けた高出力密度の次世代型関節モジュールを発売

WHJ120は16 mmの中空コアモータとして120 Nmの定格トルクを実現しており、高いトルクと柔軟なケーブル配線が必要な協働ロボットやヒューマノイドロボットに最適です。中空コア構造の採用で機械的な複雑さを低減すると同時に、高負荷な動作に対応できるようにしています。代表的な用途として、協働ロボットの肩・肘・腰、ヒューマノイドロボットの肩・股・膝といった関節などが挙げられ、コンパクトながら、より大きなペイロードを扱えるパワフルな設計が可能となります。

WHJ48V Wide-Voltageシリーズ:高出力で高効率


RealMan Robotics、高性能ロボットに向けた高出力密度の次世代型関節モジュールを発売

最大60 Vの入力電圧に対応したWHJ48Vシリーズは、より高い最高速度と大きな出力密度に加えて、エネルギー効率の向上を実現し、電流や発熱、ケーブルによる損失も低減されています。また、24 Vシステムとも完全な互換性を備え、ハイエンドのヒューマノイドロボットやモバイルロボット(四足歩行や車輪式プラットフォームを含む)、協働ロボット、外骨格式の装置などに最適であり、動的応答性や耐久性、軽量設計に対する厳しい仕様に応えます。

ロボット駆動の基盤を統一

RealMan Roboticsは、これら次世代モジュール3機種の発売によって製品ラインナップを拡充し、ロボット技術のグローバルなエコシステムの重要な推進役としてのポジションをさらに強化します。標準化されたモジュール式の高性能関節ソリューションをご提供することで、次世代のインテリジェントなエンボディッドAIロボットを高い効率で精度よく確実に駆動できる統一された駆動系の基盤を整えます。

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