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NIR強化型グローバルシャッターセンサを拡充

Mouserがams OSRAMのMira050を供給し、民生・産業向けマシンビジョン設計を支援。

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NIR強化型グローバルシャッターセンサを拡充

Mouserがams OSRAMのMira050を供給し、民生・産業向けマシンビジョン設計を支援

マシンビジョン/イメージセンサ
Mouser Electronics は、ams OSRAM の近赤外(NIR)強化型グローバルシャッターイメージセンサ「Mira050」の取り扱いを開始した。本製品は、0.5メガピクセルのコンパクトな構成で、2Dおよび3Dの民生・産業用マシンビジョン用途を主な対象としている。

近赤外感度を重視したセンサ設計
Mira050は、NIR領域における高い感度を特長とし、アクティブ・ステレオビジョン(ASV)や構造化光ビジョン(SLV)、AR/VRといった距離計測・空間認識用途に適している。NIR感度の向上により測定レンジを拡大できるほか、オフチップ処理の削減を通じて、システム全体の消費電力最適化に寄与する。これらの特性は、バッテリ駆動を前提とする民生機器や産業用エッジデバイスにおいて重要な要素となる。

BSI技術と小型ピクセルによる低照度対応
本センサは、裏面照射(BSI)技術を採用し、2.79µmの小型ピクセルサイズで高感度を実現している。これにより、低照度環境においても安定した撮像が可能となり、照明条件が制限される産業現場や屋内外混在環境での利用を想定した設計となっている。

システム統合を考慮したインタフェース
Mira050はMIPI CSI-2インタフェースを備え、各種プロセッサやFPGAとの接続を容易にしている。また、picamera2ライブラリを用いたPythonスクリプト開発にも対応しており、試作から評価、量産設計までの開発フローを効率化できる点も特長である。

評価環境と開発支援
Mouserでは、Mira050およびMira220の評価に対応したams OSRAMのMira光センサ評価キットも提供している。この評価キットはRaspberry Pi 4 Bをベースとし、RAW画像キャプチャに対応したイメージシグナルプロセッサ(ISP)を搭載する。ソフトウェア面では、Linux、Android、Chrome OS向けのオープンソースカメラスタックであるLibcameraを基盤としており、画質評価やアルゴリズム検証を迅速に行える構成となっている。

製品の位置付け
Mira050は、NIR感度、グローバルシャッター方式、小型フォームファクタを組み合わせることで、距離計測や空間認識を必要とする次世代マシンビジョンシステム向けの基盤デバイスとして位置付けられている。Mouserによる供給開始により、設計初期段階から量産まで、幅広い開発ニーズに対応可能となる。

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