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HMS Industrial Networks AB

Anybus® RemoteCom™

HMSインダストリアルネットワークスは、遠隔監視・制御、警報管理、データ・ロギング向け産業用GSM/GPRS ベースの新製品、Anybus® RemoteCom™を発表しました。Anybus RemoteCom によって、オートメーション機器の遠隔監視・制御が容易になると共に、ダウンタイムを最小限に抑え、いつでもどこでも正確な情報の取得が可能になります。

Anybus® RemoteCom™
本装置により、問題解決のためにサービスマンを世界各地に派遣するというコストのかかる作業は必要なくなります。さらに、HMSインダストリアルネットワークスは他では得られないサービスを用意しています。つまり、中央のウェッブサーバーが単一のインターフェースを通じて簡単かつ透明にグローバルネットワークを管理できます。

Anybus RemoteCom は、Modbusのブリッジとして機能するとともに、イーサネット、インターネット、LAN、GSM、GPRS および電話モデムでシリアル機器の遠隔アクセスおよび制御を可能にする使いやすいウェッブゲートウェイです。また、本製品には強力なウェッブサーバーが組み込まれており、遠隔地からのウェッブベースのアクセス、警報管理、データ・ロギング、現場データのトレンド・グラフが得られます。組み込みアラームとステータスハンドラーは設定値を超えた場合、Eメール、SMS、SNMP、ModbusおよびTCPによって自動的にリモートスーパバイザーに通知します。

また、付加的なサービスとして、Anybus RemoteCom の機能を拡張する安全な中央のウェッブサーバー方式を使います。中央のサーバーはモニターの管理、現場機器の遠隔制御が目的です。RemoteCom ユニットは中央のサーバーに接続し、ログ済みのパラメータ・データや警報などの重要な機器のデータを提示します。サーバー側では、認められたユーザーがこの情報を閲覧、管理することができます。ユーザーに必要なツールは標準的なウェッブサーバーだけです。一つの中央の場所からあらゆる機器を遠隔操作するため、誰でも遠隔操作で簡単にインストールできます。ユーザーはいつでも、世界のどこにあっても容易かつ安全に機器にアクセスできます。

Anybus RemoteCom のデバイスはDINレール取付式IP20等級のプラスチック容器、または堅牢なメタル容器で提供されます。電源電圧は単一9~28V産業用電源です。

Anybus RemoteCom の代表的な応用は次の通りです。

エネルギー関連の応用:ビル所有者や利用者に対して、ビルのオートメーション・プロセスを最適化するとともに、ビルのユーザーや保守要員にいつどこでエネルギーが消費しているかを知らせることにより、エネルギー消費量を削減できます。この方法を実践すると、エネルギー消費量が30%減少することが多くの例で明らかになっています。この遠隔管理ソリューションによって、エネルギーに関連する情報を収集したうえ、ユーザーに対しプロセス中のエネルギー消費パターンについて分かりやすいレポートを提供することができます。これにより、使用エネルギーを削減し、経費を節約できます。

発電所: 発電機は必要な時にしか動作しません。Anybus RemoteCom は年間を通じて常に、発電機の状態、パフォーマンスの状況を監視します。24時間、365日中常時です。

産業オートメーション: 新しい機器や古い機器をつなぎます。例えば、PLCやプロセス制御機器、ポンプ・コントローラ、バーコード・リーダー/スキャナ、オペレータのディスプレイ、スケール、計量器などの機器をつなぎます。機械や工場の設備を常に制御することによって、生産性を上げ、在庫管理を改善し、不要な経費を検出・削減することができます。

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