高性能な単軸PWMドライブXC4e:ブラシ付き及びブラシレスDCモーター、ボイスコイル、ステッピング・モーターに対応
HyperWire®光ファイバ・インターフェイス, 最大30Aのピーク出力電流, AC電源内蔵, セーフ・トルク・オフ(STO)安全回路, 2軸あるいは3軸対応の位置同期出力(PSO)もオプションとして利用可能.
PWMデジタル・ドライブXC4eは、高性能な単軸用モーター・ドライブとしてブラシ付き及びブラシレスDCモーターやボイスコイル、ステッピング・モーターを制御します。最大動作電圧はDC 340 V、ピーク電流容量は30Aです。全バージョンが、HyperWire®モーション・バスを採用した運動制御プラットフォームAutomation 3200(A3200)との互換性を備えています。
デジタルな電流閉ループとサーボ閉ループによって、最高レベルの位置決め精度と速度安定性を実現しました。そのため、制御サイクルを最高20kHzまで高めることが可能になり、デジタルおよびアナログI/O処理、データ収集、プロセス制御、エンコーダーの逓倍処理もリアルタイムに行えます。
標準機能には、セーフ・トルク・オフ(Safe Torque Off:STO)、32ビット1,600万要素のデータ配列、デジタルおよびアナログI/O、単軸の位置同期信号(Position Synchronized Output:PSO)、個別の原点設定やオーバー・トラベル設定、高性能な電流検出器などがあります。またエンコーダーについては、矩形波や正弦波、アブソリュート型エンコーダーに対応しています。
標準仕様のXC4eは、矩形波エンコーダーから最大4,000万カウント/秒でフィードバックを取得します。一方 正弦波エンコーダーは、オプションの逓倍機能を用いれば最高65,536ビットの分解能を実現可能です。さらにデュアル逓倍エンコーダーによるフィードバックもサポートしています。
それぞれの単軸PWMデジタル・ドライブXC4eは、高性能な単相エンコーダ逓倍器MX2やデュアルエンコーダ逓倍器MX3と合わせてご注文いただくと、いっそう高レベルな位置・速度制御が可能になります。さらに、標準PSO機能に対する様々な拡張オプションもご用意しています。たとえば、3軸対応PSOでは最大3軸のエンコーダーとリアルタイムに通信できるほか、AerotechのPart-Speed PSOを使用すれば、PSO機能をキネマティック配置に拡張できます。
各ドライブには、オプションのI/O拡張ボードを追加して、入出力点数を大幅に増やすことも可能です。このI/O拡張ボードは、専用のPSO出力とPSO同期入力を備えており、外部のモードロック周波数入力によるプロセス制御の同期によく利用されています。
さらに詳しい情報につきましては、Steve McLaneまでお問合せください(電話:412-967-6854、Eメール:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.)。
XC4の詳細は、下記ウェブサイトでも確認いただけます。
https://www.aerotech.com/product-catalog/drives-and-drive-racks/xc4e.aspx