IDS、日本での販売サポート体制を強化

図（© IDS Imaging Development Systems GmbH）：IDSは、幅広いCMOSセンサを搭載したUSBやGigEインターフェイスの産業用デジタルカメラを製造しています。

　未来指向のアプリケーションではカメラ技術が中心的な役割を果たします。“ロボットの眼”としての利用から、生産ラインでのインライン計測、品質保証、顔認識、バーコードや書類の読取りといった従来的なマシンビジョンまで様々に活躍しています。そのため、カメラ技術を用いずに成り立つ産業はほとんどありません。さらにAIの登場によって、新たな応用の可能性も拡がりました。「当社では、いかに多彩な画像処理が行え、それをどのように活用するのが最適かをお客様にご提案したいと考えています。そこで、当社製品の機能や可能性を、お客様ご自身に実感していただけるよう特別な実演ショールームも設けました」と、IDS Imaging Co., Ltd.の日本およびオセアニア地域担当の営業ディレクター岩室一志は説明しています。

　IDSは、1997年、社員2名の企業としてドイツで創業しました。その後、高い業績を誇る市場リーダーへと急速に発展を遂げ、アジア・米国・欧州に支社や代理店を構えるまでに至りました。300名以上の従業員のうち、3分の1はハードウェアやソフトウェア、アプリケーション技術の開発に携わっています。“ドイツ製”という品質に加え、長い寿命と卓越した使い易さを同時に実現することで、他に類のない製品を創り上げています。その全製品は、長年の経験をもとに、ビジョン技術市場で最も優れたユーザー・エクスペリエンスをお客様に提供することを目指して開発・製造しています。

図（© IDS Imaging Development Systems GmbH）：モジュール式3Dカメラ・システムEnsensoは、お客様のご要望を的確に満たすよう構成可能です。使用環境が厳しい場合には、保護等級IP65/67の製品もご利用いただけます。

 

図（© IDS Imaging Development Systems GmbH）：IDS NXTカメラでは、ビジョン・アプリをインストールすることで、どの画像処理タスクに用いるかをユーザーが決定できます。同シリーズのIDS NXT rioおよびromeモデルには、AIベースの処理に対応したニューラルネットワークをインストールすることも可能です。