新製品VariMill II ERによりWIDIA VariMillシリーズがさらに充実

VariMill I™およびVariMill II™エンドミルの成功から誕生したVariMill II ER™エンドミルは、先行モデルの優れた性能に加えて、安定度も強化されています。効果的なカスタムソリューションとしてお客様から好評をいただいていることに応え、WIDIA™はVariMill II ERエンドミルを標準製品シリーズのオプションとしてご提供することにしました。このオプションが標準シリーズに加わることにより、お客様には世界のどこからでも迅速かつ簡単にオプションをご注文いただけます。

VariMill II同様、VariMill II ERエンドミルは不等分フルートを5つ持つ構造です。しかし、既存のVariMill製品シリーズとは異なり、この新しい工具の切れ刃に実装された偏芯逃げ角（ER）により切れ刃の強度が増しており、高い送り量と切り屑除去率を実現しています。VariMill II ERエンドミルは安定性強化のためテーパーコアがVariMill IおよびIIとは異なり、センターカット用に設計されている点でもこれらの製品と異なります。

VariMill II ERは、Haimer社のSAFE-LOCK™を装備した初めての既製工具です。この機構は全体として優れた安定性をもたらし、引き抜きをなくし、工具の同心度を高めます。SAFE-LOCKは、径が1/2インチ（12 mm）を超える工具に装備されます。

100を超えるVariMill II ER標準シリーズの製品は、3/8～1インチ（10～25 mm）の径を揃え、世界中で提供します。VariMill II ER工具は主に航空宇宙業界の粗加工と仕上げ加工アプリケーション用に設計されていますが、チタンまたはステンレス鋼の機械加工用ソリューションとしても利用でき、溝加工、ランピング加工、およびプランジ加工に対応します。

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