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Microchip News

Microchip、車載応用における電流監視精度と電力効率を改善する ハイサイド電流検出アンプを発表

[NASDAQ: MCHP] - 車載および産業市場全体におけるオートメーションとコネクティビティへの要求が増加するにつれ、高周波ノイズに影響されず変動電流を高精度に計測する事が求められています。

Microchip、車載応用における電流監視精度と電力効率を改善する ハイサイド電流検出アンプを発表

電気ノイズが多い環境における高精度な電流計測への要求に応えるため、Microchip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は本日、AEC-Q100 Grade 0認定済み小オフセットハイサイド電流検出アンプhttps://www.microchip.com/en-us/products/amplifiers-and-linear-ics/current-sense-amplifiers-ics)を発表しました。

AEC-Q100認定済みのMCP6C02は6ピンSOT-23パッケージ (Grade 1)と8ピン3x3 VDFNパッケージ (Grade 0)で提供します。VDFNパッケージ品は最大オフセット誤差が12 uVで、Grade 0のハイサイド電流検出アンプとしては非常に低いオフセット電圧を実現しています。-40~+150 ℃の温度レンジで低オフセット誤差のため、高い計測分解能を維持しながら低い値のシャント抵抗が使えます。これにより、ウォーターポンプのモータ等、高温対応が必要なアプリケーションにおける電流計測の精度を高め、消費電力を低減できます。また、VDFNパッケージはウェッタブル フランク加工めっき処理を施しているためはんだ接合部の目視検査が可能で、従来のDFNパッケージでは必要だったX線スキャンが不要です。

さらに、MCP6C02とMCP6C04はEMI(電磁干渉)フィルタを内蔵しており、ゼロドリフト アーキテクチャを採用しています。EMIフィルタは無線アクセスポイント等高周波由来の電気的干渉に対する耐性を改善し、ゼロドリフトのオフセット キャンセルにより高精度の電流計測を可能にします。これらにより、電源/モータの電流制御帰還ループ構成、バッテリの監視と充電、安全のための電流レベル監視等、各種アプリケーション向けに高性能のソリューションを開発できます。

「ハイサイド電流検出アンプをポートフォリオに追加する事で、Microchip社はモータ制御、電源、バッテリ管理等のクリティカルな機能向けのトータルシステム ソリューションを拡充しました」とMicrochip社のミクストシグナルおよびリニア部門副社長のBryan Liddiardは述べています。「Microchip社はミクストシグナル、マイクロコントローラ、電源管理、通信用の製品を提供するだけでなく、低リスクで実績のある原材料チェーンを活用する事でコンセプトから量産までの期間短縮に貢献します。」

開発ツール

ADM01104評価用ボードがMCP6C02とMCP6C04両方をサポートします。両デバイスはピン、パッケージ、機能互換です。高電圧または大電流にさらされるのを防ぐため本評価用ボードは部品を実装済みで、入力ピンは適切なフィルタおよび保護を備えています。複数の参照電圧をサポートするため、デバイスの単方向および双方向動作モードを迅速に評価できます。

在庫/供給状況

MCP6C02は6ピンSOT-23パッケージと8ピン3x3 VDFNパッケージで、MCP6C04は6ピンSOT-23パッケージで本日より出荷を開始いたします。

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