SeeqがAmazon Web Servicesのデータ統合ソリューションの導入で、いっそう高速な産業データ分析を実現

製造業やIIoT向けの高度な分析ソフトウェアで市場をリードするSeeq Corporationから、製造データへさらに高速にアクセスして、その産業データのAmazon Web Services（AWS）による分析が可能になるAWS対応の新たな提供製品をご案内します。エンタープライズ・ヒストリアンに向けたSeeqのAWS Glue統合機能が、AWS Marketplaceから入手いただけ、Seeqの実績ある時系列データへのアクセス・アーキテクチャを用いて産業データの情報発見とAWSクラウドへの移行が簡単に行えるようになります。

さらにSeeqでは、SOC2 Type 1認証の取得も終えました、SOC 2の準拠は、SaaSアプリケーションに対して、そのベンダが各システムで扱うデータを適切な管理のもと確実に行っているかを評価する上で、重要な検討項目の一つとなっています。

Seeqは、プロセス産業の企業で活躍するエンジニアや科学者の皆様が、素早く分析・予測・連携して知見を共有し、生産性や事業収益を向上できるようにしています。特にSeeqでは、石油天然ガスや医薬品、化学製品、エネルギー、鉱業、飲食品など様々なプロセス産業分野のお客様にお応えしています。

AWS Glueなら、サーバ不要のデータ統合サービスとして、分析や機械学習、アプリケーション開発のために、簡単にデータを発見・前処理・複合することが可能になります。この度のSeeqとAWS Glueの統合によって、オンプレミス型データベースにセキュアな仮想接続が実現し、データの発見性を管理するとともに、こうしたデータへデータサイエンス・チームがアクセスしてAWSで機械学習することまで可能になります。そのため、OSIsoft PIシステムやOSIsoft PI Asset Framework (AF)、AspenTech IP21などの時系列データベースに保存された機械データやプロセスデータ、コンテキストデータなどに、他の履歴データとともに簡単にアクセス可能になります。

IDC Research社のJonathan Lang氏は次のように説明してます。「運用データにタイムリーかつアドホックにアクセスできることは、集約的なデータサイエンスや機械学習による取り組みを通じてインダストリー4.0対応ユースケースの発展をはかるうえで欠かせません。しかしながら、こうした機能を実現するのに、多くの企業や組織が困難を抱える状況が続いています。データを素早く自由に活用できるソリューションがあれば、もっと高速に広範な知見を獲得でき、生産におけるデータサイエンス面での取組みから多くのメリットを享受できるようになるでしょう」。

またSeeqは、お客様のデータセキュリティにかかわる企業としての実践方法や手順について、その審査を行う第三者機関Tevora社から、SOC 2 Type 1証明の監査を終えたことをご報告します。SOC 2の準拠は、SaaSアプリケーションに対して、そのベンダが各システムで扱うデータを適切な管理のもと確実に行っているかを評価するうえで、重要な検討項目の一つとなっています。今回の監査により、Seeqが採用する手順やポリシー、運用方法が、お客様のデータ保護やサイバーセキュリティ、ソフトウェア管理などを含めSecurity Trust Services Principle and Criteria に関連するSOC 2規格を満たしていることが確証されました。

Seeqのクラウド・パートナーシップ担当ディレクーMegan Buntainは次のように述べています。「製造業のお客様に向けた分析ソフトウェアは、以前から技術革新の必要とされてきた分野ですが、ビッグデータや機械学習、コンピュータサイエンスにおける革新的技術を誰でも活用できるSeeqのSaaSアプリケーションを選択いただければ、新しい機能群に簡単にアクセスして、生産性や営業成績を向上に導くことが可能です」。

SeepとAWSの統合に加えて、Seeqは広範なメーカーのデータストレージ・プラットフォームとも接続可能です。たとえばOSIsoft、Siemens、GE、Honeywell、Inductive Automation、AVEVA、AspenTech、横河電機、InfluxDB、Snowflakeなど各社に対応しています。

Seeqは、システムインテグレータによるグローバルな提携企業ネットワークを通じて世界中でご提供しています。40カ国以上でSeeqのトレーニングや営業サポートを行うほか、北米と欧州では独自の直販売体制も整えています。

Seeqについて詳しくは、seeq.comをご覧ください。