MIPIインターフェース搭載の新しいハイエンド・センサ

キャプション：Vision Componentsは、VC MIPIカメラ・モジュールにおいて、高画質かつ高感度、高フレームレートなソニー社製PregiusおよびStarvisセンサ搭載の拡充を図っています

これにより、ソニー社がPregiusおよびStarvisシリーズとして提供するハイエンドのイメージセンサは非ネイティブMIPIインターフェースですが、一般的なプロセッサ・ボードに基づく柔軟な組込み設計に利用できるようになります。その低コストで組込みの容易なVC MIPIカメラ・モジュールには、モノクロ仕様とカラー仕様のセンサを用意しており、すべてのVCカメラと同様に長期利用できる商用ソリューションに最適です。

たとえば解像度20メガピクセルと4K動画に対応し、グローバル・リセット・シャッタを搭載したVC MIPI IMX183は、医療や研究のための技術やスマート農業、ドローンなど最大限の画質と速度を求めるアプリケーションに理想的です。このソニー社製Starvisセンサは、その裏面照射（BSI）技術により、高い光感度と広いコントラスト範囲を確実に実現します。また、それぞれ解像度12MPと6.4MPのVC MIPI IMX226とVC MIPI IMX178も同様の技術を提供します。ほかにもVision Componentsは、スマートな交通監視や物体検知、入出管理などのアプリケーションに向けて、様々な仕様や価格帯をカバーできるように多数のソニー社製Pregiusセンサを組み込んできました。これらのセンサは、解像度5MP（IMX250およびIMX264）と3.2MP（IMX252およびIMX265）に対応しています。そのうちIMX252などの25xシリーズは、フル解像度で151.4fpsに達するという高速なフレームレートを実現します。一方、26xシリーズは、より低速な仕様でのコスト重視のアプリケーションをターゲットとしています。さらに、ご要望に応じて、オンチップの偏光板を装備したIMX250mZRとIMX264mZRモデルをセンサとしてご提供することも可能です。また、8ビットでフレームレート201 fpsのVC MIPI IMX273（1.58MP）およびVC MIPI IMX392（2.3 MP）という2機種のグローバル・シャッタ搭載カメラ・モジュールも産業アプリケーションに応える仕様となっています。Vision Componentsはすでに、いっそう多くのVC MIPIカメラ・モジュールの提供準備を進めているのに加え、特殊な製品開発のご要望も積極的にお受けしています。