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09
'21
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EVO
株式会社ドーワテクノス、株式会社リベルタス・アドバイザリー、EVO JAPAN株式会社の3社間で業務提携を締結、日本の製造業のDX推進を目指します
日本のモノづくりを支える技術商社のドーワテクノス、ICT戦略策定支援などビジネスコンサルティングを得意とするリベルタス・アドバイザリー、そしてEVO JAPANが、インダストリー4.0の本場ドイツでも多数実績のある「EVO Software Suite for Manufacturing」の提供を開始します。本ソフトウェアにより、北九州地区を中心とした、日本の製造業のDX推進、そしてDX人財の育成を目指します。
株式会社ドーワテクノス(代表取締役 小野 裕和)、株式会社リベルタス・アドバイザリー(代表取締役 清水 義晃)、EVO JAPAN株式会社(代表取締役 ユルゲン・ヴィトマン)の3社は、北九州地区を中心とする、日本の製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する「EVO Software Suite for Manufacturing」の提供に向け、業務提携を行うことで合意しました。
「EVO Software Suite for Manufacturing」は、インダストリー4.0による製造業のデジタル化が進むドイツのEVO Informationssysteme GmbHが開発した、エンジニアリングチェーン(ECM)、サプライチェーン(SCM)、IoTデータ等を統合管理するソフトウェアモージュールシステムで、ドイツを始めとする世界15カ国で1000社を超える中小企業が導入し、製造業のデジタル化を実現しています。
本システムは、受注、購買、製造、在庫などのサプライチェーンを管理する生産管理システム、製造現場の工作機械やMES(製造実行システム)などからのリアルタイムの製造データを管理するIoTシステム、さらに、エンジニアリングチェーンで作成される図面などの製品情報やNCデータなどの製造情報のデータ管理ステム、ERP(基幹系情報システム)等の外部ソフトウェアとの連携機能などのソフトウェアモジュールで構成され、会社全体の業務プロセスを管理し、企業内のあらゆるデータをリンクすることが可能です。
ドーワテクノス、リベルタス・アドバイザリー、EVO JAPANは、北九州市及びジェトロ北九州が実施した地域間交流プログラムを通じて、インダストリー4.0の連携を図る交流を行って来ました。ドーワテクノスではリベルタス・アドバイザリーの支援により、グループ企業にEVOソフトウェアスイートを導入し、デジタル化を進めています。今後、3社の連携により、北九州地区を中心とした、日本国内の中小製造業に対し、EVOソフトウェアスイートの販売・導入を行い、製造業のDX推進とユーザー企業内でその推進をリードすることができるDX人財の育成を目指します。