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NORD Drivesystems

スタンドアローン用途に向けた分散型の駆動技術

NORD DRIVESYSTEMSは、ポンプやファンなどコンパクトな可搬機械システムに向けて、その用途に最適化した最高22 kWまでの駆動システムも提供しています。1本ないしごく数本の駆動軸であることが多く、速度を変えながら運転するそうした機械には、NORDAC FLEX SK 200E周波数インバータをモータに直接取り付けるか、モータ近くの機械本体に設置することもできます。

スタンドアローン用途に向けた分散型の駆動技術
NORD-Cazaux-Rotorflex-Drehkolbenpumpe.jpg:NORD DRIVESYSTEMSは、ポンプやファンなどコンパクトな可搬機械システムに向けて、その用途に最適化した最高22 kWまでの駆動システムも提供しています。
画像提供:NORD DRIVESYSTEMS


ワイン醸造現場のポンプや床の研磨機・洗浄機など、運搬して使うシステムは扱いやすい構造でなければなりませんが、圧送する媒体によって駆動機器の制御に高い要求がなされる場合が多くあります。こうした可搬機器での搬送や定量吐出といった処理技術としてのアプリケーションや類似の要件をともなう用途には、分散設置型のNORDAC FLEX SK 200E周波数インバータが最適です。
このインバータは制御電圧そのものを生成しますので、スイッチ式や回転式ポテンショメータによって簡単にその場で制御・運転できます。また、同インバータに内蔵のPLCを使えば、簡単なロジック機能を自動的に実行させることも可能です。NORDAC FLEX SK 200Eなら、とくに連続運転に必要となるような同期モータが不要になるため、運用上の高い柔軟性を実現することが実証されています。また定量吐出アプリケーションでは、このNORDAC FLEX内蔵のPOSICON位置決め機能により、正確な吐出仕様を実現できます。

低速で高精度な調整を
NORDAC FLEXシリーズの周波数インバータは、高精度な調節能力を特長としています。駆動制御を低速域にまで拡張することで、大きな乱流が発生するのを防ぎます。また、駆動システムとして、高分解能な流量設定が実現すると同時に、外付けセンサを使って搬送媒体の密度や温度、体積を測定することも可能です。そのうえ、モータのスムーズな起動・停止が実現し、専用センサを使えば指定の圧力範囲に適応するよう速度を自動調整して、空運転を効果的に防げます。

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