精密洗浄・溶着のテクノロジーの分野に刻まれた、エマソンの75 年にわたるイノベーションの歴史

ブランソンは、各種テクノロジーと問題解決のアプローチを活用し、世界中の自動車、医療、電子機器産業に先進的なソリューションを提供しています

コネチカット州ブルックフィールド（2021 年 9 月 14 日） — Emerson（エマソン）（NYSE: EMR）は、Branson™（ブランソン） ブランドの 誕生から75 周年を迎えました。同ブランドは、プラスチックおよび金属溶着、精密洗浄向けの超音波テクノロジーの代名詞となっています。ブランソンは、超音波製品の範囲を越えて幅広いソリューションを提供し、レーザー、振動、赤外線溶着をはじめ、その他 9 種類の材料接合テクノロジーを開発することで業界をリードしてきました。

エマソンでは、75 周年を記念して 4,900 万ドルを投じ、溶着・精密洗浄テクノロジーの世界統括本社を 1 月に開設しました。新社屋は、先進的デザイン、エンジニアリング、接合テクノロジーの分野におけるエマソンの継続的なイノベーションを強化する施設で、医療機器、既存/新規のバイオ・プラスチック・パッケージ、電気自動車、次世代電池などの成長著しい複雑な技術の産業を支援します。

「私たちは、これまで築き上げてきた歴史はもちろん、多岐にわたり超音波の活用に革命を起こし、輝かしい実績を上げてきたことを大変誇りに思っています」Vernon Murray（エマソン・アセンブリテクノロジー事業部プレジデント）はそう語ります。「私たち一貫した目標を持っています。それは、実績に裏付けられたパフォーマンス、他社の追随を許さない専門知識、材料接合および精密洗浄の用途における幅広いテクノロジーを提供することです。私たちはこれからも専門分野における責任を果たし、すべての人に利益をもたらすよう進歩し続けたいと思っています」

ブランソンのブランドは、創業者である Norman G. Branson が築いてきた歴史を引き継いでいます。同氏は研究技師として、1946 年にコネチカット州ダンベリーでブランソンを創立しました。その目的は、洗浄および脱脂のほか、非破壊試験および計測の分野に高周波超音波エネルギーを活用することでした。しかし、同社および製造業にとって飛躍的な発展の礎となったのは、1963 年に Branson Sonics and Materials（1984 年に Emerson Electric Co.（Emerson）によって買収）で開発された超音波溶着でした。超音波溶着は、プラスチックを（後に金属も）結合する方法に画期的な変化をもたらしました。

創業以来、ブランソンではイノベーションの精神を発展の推進力としてきましたが、現在では、超音波はエマソンのブランソン製品によって提供される多くの洗浄・溶着テクノロジーの 1 つに過ぎなくなっています。その他の溶着方式には、スピン溶着や振動溶着、ヒートステーキングや熱板溶着のほか、パーツ間の可変性および固有の素材に合わせて自動調整が可能な新しい超音波溶着の機能「ダイナミックモード」（特許出願中）が含まれます。レーザー溶着テクノロジー、クリーン振動テクノロジー、赤外線溶着テクノロジーなどの「クリーン溶着」アプローチの採用は、これまで以上に加速しています。

コミットメントの継続
このような技術的リソースの深みを考慮し、エマソンのアプリケーションエンジニアは、「プロセスニュートラルアプローチ」を活用することで、メーカーがアプリケーションの種類や複雑さを問わず、適切な溶着ソリューションを評価、選別、導入、最適化するお手伝いをしています。

こうした高水準の顧客サポートは、新設された 146,000 平方フィートの敷地面積を誇るブランソン本社が有する技術能力によって補強されます。同施設は、研究開発ラボ、広大な製造スペース、セミナー専用トレーニングワークスペース、トレーニングクラス、技術サービス、その他のリソースを備えています。

75 周年は、エマソンが今後数か月を通して創意工夫路線を継続し、重要な産業課題を解決するための先進的なブランソン製品を提供していくことを示す、ひとつの節目を意味します。
エマソンの溶着、接合、洗浄ソリューションに関する詳細は、https://www.emerson.co.jp/ja-jp/automation/welding-assembly-cleaning をご参照ください。

https://www.emerson.com/ja-jp/news/automation/21-09-branson-75-years-precision-cleaning-welding-technologies




Emerson は Branson ブランドの 誕生から75 周年を迎えました。

メディア:
- 連絡先: エマソンオートメーションソリューションズのグローバルメディア担当連絡先

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