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【オメガシミュレーション】統合ダイナミックシミュレーション環境「OmegaLand」がエンタープライズ向けプラント運転訓練用パッケージを提供

多言語に対応し、シミュレータの表現力も向上。

【オメガシミュレーション】統合ダイナミックシミュレーション環境「OmegaLand」がエンタープライズ向けプラント運転訓練用パッケージを提供

シミュレーションの一例

横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿)の子会社である株式会社オメガシミュレーション(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:浦 直樹)は、プラント運転訓練シミュレータやデジタルツインの核となる、統合ダイナミックシミュレーション環境「OmegaLand(オメガランド)」の新機能と機能強化を含む「OmegaLand V3.5」を開発、本日から発売しますのでお知らせします。

開発の背景
 SDGsへの意識が高まり、効率的なオペレーションによるエネルギー活用の最適化、CO2削減、収益性の向上が求められています。また、特に数億から数十億円の損失が発生しうるような、プラントの立ち上げや運転の停止、異常時や緊急時の対応などの難易度の高い業務について、熟練オペレータから若手オペレータへの技術や技能の継承がグローバルな課題となっています。

これらの解決策の1つとして、これまでの運転訓練システムに加え、物理的なプラントをデジタル空間に再現し、リアルタイムで現実とデジタルを連携させる「デジタルツイン」が注目されています。デジタルツインは様々な現象をデジタル上に可視化できます。これまで目視できなかったプラント内部の温度、圧力、流量、組成といったデータを確認でき、プラントの安定化や運転の効率化につながります。デジタルツインが十分に寄与するためには、より再現性の高いシミュレーションである必要があります。これに加えて、表示画面の多言語化や、同じシミュレーションを複数名が同時に利用できるような教育や訓練環境の実現、運用のしやすさが求められています。

新製品の特長
1. 新たなパッケージ「OmegaLand Trainer Enterprise」を提供
 「OmegaLand Trainer Enterprise」は、プラント運転訓練用パッケージに「ネットワーク機能」を追加したものです。これにより、教育や訓練用のシミュレータで用いるシステム構成を配信できるようになり、PCごとの設定が不要になりました。また、同じシステム構成を複数名が同時に利用できるようにもなったため、協力して課題に取り組むことも可能になりました。
さらに、「ネットワーク機能」は、アプリケーションのバージョンアップの運用負担も軽減します。サーバーのアプリケーションをバージョンアップすれば、各クライアントPCのアプリケーションも自動で更新されるようになりました。
2. 新たにロシア語、中国語、韓国語、フランス語に対応
 シミュレーション実行時のグラフィック言語が、表示画面が従来の日本語、英語に加えて、新たにロシア語、中国語、韓国語、フランス語から選べるようになりました。運転員自身の言語で監視・操作ができます。
3. シミュレータの表現力を向上
 360度カメラで撮影した画像を活用したパノラマビューで臨場感の高いシミュレーションをお客様自身が自在に、直感的に作成できる機能はそのままに、プラントモデルの挙動の再現力を向上しました。例えば、蒸留塔ユニットや分縮器ユニットなどの水シールの気密漏れや、遠心式ポンプにポンプ効率※1が考慮できるようにし、流体に対する有効仕事を正しく表現できるようになりました。さらに、計算法の種類を増やし、水の物性について調整の自由度が増し、実際の現象と合わせやすくなりました。

※1 ポンプ効率とは、モーターから得るエネルギーを、ポンプの実際の出力で割ったものです。大口径のポンプほど、効率は高くなります。

主な市場
石油・天然ガス、石油精製、石油化学、化学、電力、水処理、飲料

用途

  • オペレータやエンジニアのプロセス学習、プラント運転訓練シミュレータ
  • デジタルツインによるプラントの見える化などによるプラントの運転支援
  • プロセスの妥当性の検討・解析、計装システムの検証・検討

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