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02
'22
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Rohde & Schwarz
制約のない接続性を現実のものに―ローデ・シュワルツが独自のモバイル通信テスト・ソリューションをMWC Barcelona 2022に出展
ローデ・シュワルツはモバイル産業のあらゆる方面におよぶ多年の経験と卓越した知見を活かし、バルセロナで開催のMobile World Congress 2022において、モバイル通信および無線通信のテスト・ソリューションを総合的な最新鋭のラインナップでご紹介するよう準備を整えました。
「制約のない接続性を現実のものに」が、MWC Barcelona 2022におけるローデ・シュワルツのスローガンです。（写真：©AdobeStock / rabbit75_fot）
バルセロナで2月28日～3月3日にかけて開催予定のMobile World Congressにモバイル産業が再び集います。ローデ・シュワルツも「制約のない接続性を現実のものに」をスローガンに、展示会場Fira Gran Viaのホール5・小間番号5A80においてテスト技術をリードするさまざまなイノベーションをご紹介します。この展示では、究極の5G接続性、モバイル・エコシステムの拡大、モバイルの未来という3つをメインテーマとしてカバーします。
究極の5G接続性
5Gは、端末とモバイルネットワーク用インフラへの採用、ネットワークの展開において、前例のない速度で普及しています。2022年には、スタンドアローン方式の5Gの展開がいっそう強化され、最高52.6 GHzの周波数帯でのキャリア・アグリゲーションにより、エンド・ツー・エンドで最大10 Gbpsを超えるスループットが実現して、5G本来のポテンシャルが解放されることになるでしょう。ローデ・シュワルツはこうした5Gのエコシステム全体に向けて、その研究開発からデバイスとインフラ設備の製造まで、さらにはネットワーク事業者に求められるあらゆる場面に対応した最新の試験・計測ソリューションを提供しています。
MWC Barcelona 2022に合わせ、ローデ・シュワルツは定評ある5G無線通信テスタR&S CMX500のメジャー・アップグレードを行います。この新しいR&S CMX500ワンボックス型テスタによって5G NRのデバイス試験における複雑さを解消すべく、簡単な操作性と優れた性能を1つの機器に盛り込みました。その高い統合性から、ユーザーは想定される5G NRネットワークのあらゆる運用場面において、FR1やFR2、LTE帯を含めた周波数域で5Gモバイル端末とチップセットをテストできます。そのうえ、簡単操作の試験プラットフォーム1つだけという簡便なセットアップなら、研究室でも生産ラインでも非常にコンパクトにお使いいただけます。R&S CMX500ワンボックス型テスタは、4Kおよび8K動画ストリーミングや拡張現実アプリケーションなどのeMBBユースケースの実現に必要な10 Gbpsというエンド・ツー・エンド（E2E）のIPデータ・パフォーマンスを検証できる能力を備えています。このアプリケーションについて詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1135881.htmlを、また新しいR&S CMX500ワンボックス型テスタについてはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1175685.htmlをご覧ください。
さらにMWC 2022では、5G NRミリ波対応テスト・チャンバをベースとしたR&S ATS800Rコンパクト・アンテナ・テスト・レンジ（CATR）によってR&S CMX500のセットアップを補完し、OTA（over-the-air）試験を実演紹介します。R&S ATS800Rがあれば、そのコンパクトさ、周波数域の広さ、柔軟さ、幅広いオプションの豊かさから、FR2の試験ニーズに対して将来性の高い確かな環境が整います。
5Gネットワークの拡大にともない、スモールセルが躍進しつつあります。ネットワーク事業者にとって、既存のワイヤレス・ネットワークの通信量拡大や5Gユースケースによるデータ容量の需要増に応えられる可能性が高まるからです。そこでローデ・シュワルツはMWC Barcelona 2022において、FR1で運用するスモールセル用インフラ設備のテストに特化して設計した新しい専用ソリューションを出展します。この新しい一体型テスタは、ベクトル信号発生器（VSG）とベクトル信号アナライザ（VSA）を1台の機器に複合したものです。その独立した2つのTRXチャネルは、8 GHzまでのFR1周波数帯すべてをカバーし、帯域幅の設定も柔軟に行えます。5G NRとLTEに対応した総合的な信号生成/解析試験スイートとなっていますので、3GPP仕様に即した試験ルーチンを事前に設定しておけば、メーカーの皆様がFR1スモールセルのアクセスポイントや関連製品の無線通信性能を測定するうえで、研究室のみならず生産ラインにおいても役立つに違いありません。
一方、ミリ波帯（FR2）で運用するスモールセル用インフラ設備のテストに向けて、ローデ・シュワルツはR&S CMP200無線通信テスタに新しいオプションをご用意してアップグレードしました。研究開発に加え、生産現場での利用も想定して設計したR&S CMP200は、5Gミリ波帯のRFパラメトリック・テスト用ノンシグナリング・ソリューションです。FR2スモールセルのOEMメーカーは、超高速な測定速度や複数のDUTを並行してテストできるなど、このR&S CMP200独自の機能を存分に活用いただけます。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1163008.htmlをご覧ください。
そのほか、5Gの拡大に備えたネットワーク構築をはかるには、基地局での高速かつ高効率なケーブルおよびスペクトラム測定も重要になります。こうした用途に向けて、ローデ・シュワルツは好評をいただく堅牢なハンドヘルド・スペクトラム・アナライザR&S Spectrum Rider FPHシリーズを、新しい3つの基本モデルによって拡充しました。それぞれ最高13.6、26.5、44 GHzの測定周波数に対応したトラッキング・ジェネレータを備えています。このR&S Spectrum Rider FPHは発売当時、フィールドや研究室での測定に応える確かなRF性能をもった業界初のハンドヘルド・スペクトラム・アナライザでした。大きなボタンとマルチタッチ・ジェスチャ対応ディスプレイによって非常に簡単に操作できる計測器となっています。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1135488.htmlをご覧ください。
Open RANによる無線アクセス・ネットワークのディスアグリゲーションは、インフラ・メーカーにとって大きな変化の兆しと言えます。ディスアグリゲーションは、さまざまなメーカーのオープンな仮想ネットワーク機器の相互運用性を保証するうえで極めて重要です。そこでローデ・シュワルツは、O-RANの無線ユニット（RU）仕様に対する適合を検証するための高性能な信号発生器と信号アナライザを提供しています。これらの機器はO-RAN Allianceと3GPPの両方のテスト仕様に対応しています。
スマートフォンには他のワイヤレス技術も備わっていなくては、5Gデバイスの究極のユーザー・エクスペリエンスは実現しません。これに対し、ローデ・シュワルツはR&S CMP180無線通信テスタとして、ワイヤレス機器の研究開発や検証、生産にも使える将来性の高いノンシグナリング試験ソリューションをご用意しています。先進的な周波数域と帯域幅、RF能力を兼ね備えおり、Wi-Fi 6EやWi-Fi 7を始めとする多くの新しいワイヤレス技術のテストが可能です。さらに、アナライザ（VSA）と信号発生器（VSG）をそれぞれ2台、RFポートも2倍の16チャネルとし、1つの一体型VSA/VSGテスタでワイヤレス技術とデバイスを同時に測定可能となっています。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1159895.htmlをご覧ください。
5Gネットワークの展開を進めるネットワーク事業者の皆様には、MWC 2022において、ローデ・シュワルツのネットワーク性能スコア（NPS）に対する理解を深めていただく機会を設けます。このネットワーク性能スコアは、QoE（ユーザーの体感品質）を中心としたモバイルネットワーク品質と性能を評価し、ネットワーク最適化に向けた指針の基礎づくりができる総合的なテスト手法です。完全にトランスペアレントであり、それぞれのネットワーク用インフラによらずグローバルな比較が可能です。加えて、クラウドベースのビッグデータ処理や機械学習を援用したネットワーク分析スイートによって、自動的に持続可能なネットワークへの洞察を蓄積できることをMWC 2022でご紹介します。
モバイル・エコシステムの拡大
産業用のモバイルネットワーク、とりわけ5G NRによって、移動通信技術に新たなユースケースが生まれ、モバイル・エコシステムが従来の一般加入者を超えて、企業や物流、医療、製造、金融、多数のセキュリティ・アプリケーションなどに拡大しようとしています。とりわけモバイル・エコシステムを広げる主要なアプリケーションが、スマート工場におけるプライベート・ネットワークと、C-V2Xユースケースを特に重要視する自動車産業の2つです。ローデ・シュワルツは、この両方のアプリケーションに対し、研究室やフィールドを問わず、ネットワークの可用性やセキュリティ、品質、性能などに関する厳しい試験要件に向き合っています。
そこでMWC Barcelona 2022では、5Gのパブリックおよびプライベート・ネットワークの品質と性能をテスト・改善するためのソリューションをフルラインナップで展示します。なかでも統合型R&S 5G Site Testing Solution（R&S 5G STS）は、プライベート・ネットワークの導入と運用のために特別に設計されています。実績ある機器を組み合わせて、5Gローカル・ネットワークの基地局設置と運用中のトラブルシューティングに必要なすべての機能に加え、RFおよびシグナリング・テストに対応しています。
一方の自動車アプリケーションについては、非常に重要な車載通信の性能と信頼性を保証するため、研究室での開発とフィールドでの検証に対応した5GおよびC-V2Xテスト・ソリューションをローデ・シュワルツからご紹介します。総合的なC-V2Xと車載5Gのテストは、チップセットの開発企業やTCU（車載テレマティクス制御ユニット）メーカー、自動車メーカー、さらには認証機関にとっても、アプリケーションのエンドユーザーによる体感品質と性能を確保するうえで決定的に重要です。C-V2X PC5インターフェースなら、車車間（V2V）・路車間（V2I）・歩車間（V2P）の直接通信を低遅延で信頼性高く行えることから、ローデ・シュワルツでは、R&S TSME6をもとに、信号品質の分析とPC5のフィールドでのカバレッジを検証するための新しいC-V2X PC5対応ネットワーク・スキャナを展示します。
ワイヤレス機器のテストをリードするローデ・シュワルツは、R&S CMP200無線通信テスタとして、研究開発や認証、生産に対応した超広帯域（UWB）試験ソリューションも提供しています。超広帯域による高精度な測距能力や消費電力の低さに加え、高い安全性と信頼性によって、リモートアクセスやジェスチャ認識など多くの車載プリケーションに適しています。
未来のモバイル
5G NRの展開が進んでいますが、3GPPのリリース17では5Gシステムがさらに強化されます。さらにその後には、FR2が52.6 GHz を超えて71 GHz まで拡大するという5G-Advanced（リリース18）につながっていきます。5G-Advancedの重要な特徴として、コア層から無線物理層（PHY）やRANまでネットワーク全体の改善と最適化をはかる人工知能や機械学習モデル（AI/ML）が挙げられます。さらに6Gの研究も、業界のいたるところで特定の目的をもったプロジェクトや協定のもと始まっています。ローデ・シュワルツのスケーラブルな試験ソリューションは、こうした未来の技術に向けた基礎研究ニーズにも応えています。
その一例としてMWC Barcelona 2022では、最高71 GHzの5G NRに対応した最新世代のRFトランシーバ用チップセットについて、その性能を評価するという新たなテスト課題にローデ・シュワルツが取り組みます。そのセットアップには、新たな周波数オプションによってオーバーレンジ・モードで最高67～72 GHzの周波数もサポートするようになった最新のR&S SMW200Aベクトル信号発生器を採用しています。またR&S FSW85シグナル・スペクトラム・アナライザもこのセットアップの重要な要素です。同機は最大8.3 GHzという内部解析帯域幅を備えた唯一のアナライザであり、最高90 GHz のRF周波数をサポートしています。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1154496.htmlをご覧ください。
ローデ・シュワルツは、バルセロナの展示会場Fira Gran Viaで開催のMobile World Congress 2022ホール5・小間番号5A80において、モバイル産業に向けた試験・計測ソリューションの総合的ラインナップを紹介します。加えて、同展示会のカンファレンス・プログラムにもローデ・シュワルツの複数の専門技術者が講演者として参加予定です。より詳しい情報についてはwww.rohde-schwarz.com/mwcをご覧ください。
バルセロナで2月28日～3月3日にかけて開催予定のMobile World Congressにモバイル産業が再び集います。ローデ・シュワルツも「制約のない接続性を現実のものに」をスローガンに、展示会場Fira Gran Viaのホール5・小間番号5A80においてテスト技術をリードするさまざまなイノベーションをご紹介します。この展示では、究極の5G接続性、モバイル・エコシステムの拡大、モバイルの未来という3つをメインテーマとしてカバーします。
究極の5G接続性
5Gは、端末とモバイルネットワーク用インフラへの採用、ネットワークの展開において、前例のない速度で普及しています。2022年には、スタンドアローン方式の5Gの展開がいっそう強化され、最高52.6 GHzの周波数帯でのキャリア・アグリゲーションにより、エンド・ツー・エンドで最大10 Gbpsを超えるスループットが実現して、5G本来のポテンシャルが解放されることになるでしょう。ローデ・シュワルツはこうした5Gのエコシステム全体に向けて、その研究開発からデバイスとインフラ設備の製造まで、さらにはネットワーク事業者に求められるあらゆる場面に対応した最新の試験・計測ソリューションを提供しています。
MWC Barcelona 2022に合わせ、ローデ・シュワルツは定評ある5G無線通信テスタR&S CMX500のメジャー・アップグレードを行います。この新しいR&S CMX500ワンボックス型テスタによって5G NRのデバイス試験における複雑さを解消すべく、簡単な操作性と優れた性能を1つの機器に盛り込みました。その高い統合性から、ユーザーは想定される5G NRネットワークのあらゆる運用場面において、FR1やFR2、LTE帯を含めた周波数域で5Gモバイル端末とチップセットをテストできます。そのうえ、簡単操作の試験プラットフォーム1つだけという簡便なセットアップなら、研究室でも生産ラインでも非常にコンパクトにお使いいただけます。R&S CMX500ワンボックス型テスタは、4Kおよび8K動画ストリーミングや拡張現実アプリケーションなどのeMBBユースケースの実現に必要な10 Gbpsというエンド・ツー・エンド（E2E）のIPデータ・パフォーマンスを検証できる能力を備えています。このアプリケーションについて詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1135881.htmlを、また新しいR&S CMX500ワンボックス型テスタについてはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1175685.htmlをご覧ください。
さらにMWC 2022では、5G NRミリ波対応テスト・チャンバをベースとしたR&S ATS800Rコンパクト・アンテナ・テスト・レンジ（CATR）によってR&S CMX500のセットアップを補完し、OTA（over-the-air）試験を実演紹介します。R&S ATS800Rがあれば、そのコンパクトさ、周波数域の広さ、柔軟さ、幅広いオプションの豊かさから、FR2の試験ニーズに対して将来性の高い確かな環境が整います。
5Gネットワークの拡大にともない、スモールセルが躍進しつつあります。ネットワーク事業者にとって、既存のワイヤレス・ネットワークの通信量拡大や5Gユースケースによるデータ容量の需要増に応えられる可能性が高まるからです。そこでローデ・シュワルツはMWC Barcelona 2022において、FR1で運用するスモールセル用インフラ設備のテストに特化して設計した新しい専用ソリューションを出展します。この新しい一体型テスタは、ベクトル信号発生器（VSG）とベクトル信号アナライザ（VSA）を1台の機器に複合したものです。その独立した2つのTRXチャネルは、8 GHzまでのFR1周波数帯すべてをカバーし、帯域幅の設定も柔軟に行えます。5G NRとLTEに対応した総合的な信号生成/解析試験スイートとなっていますので、3GPP仕様に即した試験ルーチンを事前に設定しておけば、メーカーの皆様がFR1スモールセルのアクセスポイントや関連製品の無線通信性能を測定するうえで、研究室のみならず生産ラインにおいても役立つに違いありません。
一方、ミリ波帯（FR2）で運用するスモールセル用インフラ設備のテストに向けて、ローデ・シュワルツはR&S CMP200無線通信テスタに新しいオプションをご用意してアップグレードしました。研究開発に加え、生産現場での利用も想定して設計したR&S CMP200は、5Gミリ波帯のRFパラメトリック・テスト用ノンシグナリング・ソリューションです。FR2スモールセルのOEMメーカーは、超高速な測定速度や複数のDUTを並行してテストできるなど、このR&S CMP200独自の機能を存分に活用いただけます。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1163008.htmlをご覧ください。
そのほか、5Gの拡大に備えたネットワーク構築をはかるには、基地局での高速かつ高効率なケーブルおよびスペクトラム測定も重要になります。こうした用途に向けて、ローデ・シュワルツは好評をいただく堅牢なハンドヘルド・スペクトラム・アナライザR&S Spectrum Rider FPHシリーズを、新しい3つの基本モデルによって拡充しました。それぞれ最高13.6、26.5、44 GHzの測定周波数に対応したトラッキング・ジェネレータを備えています。このR&S Spectrum Rider FPHは発売当時、フィールドや研究室での測定に応える確かなRF性能をもった業界初のハンドヘルド・スペクトラム・アナライザでした。大きなボタンとマルチタッチ・ジェスチャ対応ディスプレイによって非常に簡単に操作できる計測器となっています。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1135488.htmlをご覧ください。
Open RANによる無線アクセス・ネットワークのディスアグリゲーションは、インフラ・メーカーにとって大きな変化の兆しと言えます。ディスアグリゲーションは、さまざまなメーカーのオープンな仮想ネットワーク機器の相互運用性を保証するうえで極めて重要です。そこでローデ・シュワルツは、O-RANの無線ユニット（RU）仕様に対する適合を検証するための高性能な信号発生器と信号アナライザを提供しています。これらの機器はO-RAN Allianceと3GPPの両方のテスト仕様に対応しています。
スマートフォンには他のワイヤレス技術も備わっていなくては、5Gデバイスの究極のユーザー・エクスペリエンスは実現しません。これに対し、ローデ・シュワルツはR&S CMP180無線通信テスタとして、ワイヤレス機器の研究開発や検証、生産にも使える将来性の高いノンシグナリング試験ソリューションをご用意しています。先進的な周波数域と帯域幅、RF能力を兼ね備えおり、Wi-Fi 6EやWi-Fi 7を始めとする多くの新しいワイヤレス技術のテストが可能です。さらに、アナライザ（VSA）と信号発生器（VSG）をそれぞれ2台、RFポートも2倍の16チャネルとし、1つの一体型VSA/VSGテスタでワイヤレス技術とデバイスを同時に測定可能となっています。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1159895.htmlをご覧ください。
5Gネットワークの展開を進めるネットワーク事業者の皆様には、MWC 2022において、ローデ・シュワルツのネットワーク性能スコア（NPS）に対する理解を深めていただく機会を設けます。このネットワーク性能スコアは、QoE（ユーザーの体感品質）を中心としたモバイルネットワーク品質と性能を評価し、ネットワーク最適化に向けた指針の基礎づくりができる総合的なテスト手法です。完全にトランスペアレントであり、それぞれのネットワーク用インフラによらずグローバルな比較が可能です。加えて、クラウドベースのビッグデータ処理や機械学習を援用したネットワーク分析スイートによって、自動的に持続可能なネットワークへの洞察を蓄積できることをMWC 2022でご紹介します。
モバイル・エコシステムの拡大
産業用のモバイルネットワーク、とりわけ5G NRによって、移動通信技術に新たなユースケースが生まれ、モバイル・エコシステムが従来の一般加入者を超えて、企業や物流、医療、製造、金融、多数のセキュリティ・アプリケーションなどに拡大しようとしています。とりわけモバイル・エコシステムを広げる主要なアプリケーションが、スマート工場におけるプライベート・ネットワークと、C-V2Xユースケースを特に重要視する自動車産業の2つです。ローデ・シュワルツは、この両方のアプリケーションに対し、研究室やフィールドを問わず、ネットワークの可用性やセキュリティ、品質、性能などに関する厳しい試験要件に向き合っています。
そこでMWC Barcelona 2022では、5Gのパブリックおよびプライベート・ネットワークの品質と性能をテスト・改善するためのソリューションをフルラインナップで展示します。なかでも統合型R&S 5G Site Testing Solution（R&S 5G STS）は、プライベート・ネットワークの導入と運用のために特別に設計されています。実績ある機器を組み合わせて、5Gローカル・ネットワークの基地局設置と運用中のトラブルシューティングに必要なすべての機能に加え、RFおよびシグナリング・テストに対応しています。
一方の自動車アプリケーションについては、非常に重要な車載通信の性能と信頼性を保証するため、研究室での開発とフィールドでの検証に対応した5GおよびC-V2Xテスト・ソリューションをローデ・シュワルツからご紹介します。総合的なC-V2Xと車載5Gのテストは、チップセットの開発企業やTCU（車載テレマティクス制御ユニット）メーカー、自動車メーカー、さらには認証機関にとっても、アプリケーションのエンドユーザーによる体感品質と性能を確保するうえで決定的に重要です。C-V2X PC5インターフェースなら、車車間（V2V）・路車間（V2I）・歩車間（V2P）の直接通信を低遅延で信頼性高く行えることから、ローデ・シュワルツでは、R&S TSME6をもとに、信号品質の分析とPC5のフィールドでのカバレッジを検証するための新しいC-V2X PC5対応ネットワーク・スキャナを展示します。
ワイヤレス機器のテストをリードするローデ・シュワルツは、R&S CMP200無線通信テスタとして、研究開発や認証、生産に対応した超広帯域（UWB）試験ソリューションも提供しています。超広帯域による高精度な測距能力や消費電力の低さに加え、高い安全性と信頼性によって、リモートアクセスやジェスチャ認識など多くの車載プリケーションに適しています。
未来のモバイル
5G NRの展開が進んでいますが、3GPPのリリース17では5Gシステムがさらに強化されます。さらにその後には、FR2が52.6 GHz を超えて71 GHz まで拡大するという5G-Advanced（リリース18）につながっていきます。5G-Advancedの重要な特徴として、コア層から無線物理層（PHY）やRANまでネットワーク全体の改善と最適化をはかる人工知能や機械学習モデル（AI/ML）が挙げられます。さらに6Gの研究も、業界のいたるところで特定の目的をもったプロジェクトや協定のもと始まっています。ローデ・シュワルツのスケーラブルな試験ソリューションは、こうした未来の技術に向けた基礎研究ニーズにも応えています。
その一例としてMWC Barcelona 2022では、最高71 GHzの5G NRに対応した最新世代のRFトランシーバ用チップセットについて、その性能を評価するという新たなテスト課題にローデ・シュワルツが取り組みます。そのセットアップには、新たな周波数オプションによってオーバーレンジ・モードで最高67～72 GHzの周波数もサポートするようになった最新のR&S SMW200Aベクトル信号発生器を採用しています。またR&S FSW85シグナル・スペクトラム・アナライザもこのセットアップの重要な要素です。同機は最大8.3 GHzという内部解析帯域幅を備えた唯一のアナライザであり、最高90 GHz のRF周波数をサポートしています。詳しくはhttps://www.rohde-schwarz.com/_229356-1154496.htmlをご覧ください。
ローデ・シュワルツは、バルセロナの展示会場Fira Gran Viaで開催のMobile World Congress 2022ホール5・小間番号5A80において、モバイル産業に向けた試験・計測ソリューションの総合的ラインナップを紹介します。加えて、同展示会のカンファレンス・プログラムにもローデ・シュワルツの複数の専門技術者が講演者として参加予定です。より詳しい情報についてはwww.rohde-schwarz.com/mwcをご覧ください。
お問い合わせ：
欧州（本社）：Christian Mokry（電話：+49 89 4129 13052、email：This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.）
北米：Dominique Loberg（電話：+1 503 523-7951、email：Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com）
アジア太平洋地域：Wen Shi Tong（電話：+65 6 307-0029、email：This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.）
すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.comからインターネットでご提供しています。
欧州（本社）：Christian Mokry（電話：+49 89 4129 13052、email：This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.）
北米：Dominique Loberg（電話：+1 503 523-7951、email：Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com）
アジア太平洋地域：Wen Shi Tong（電話：+65 6 307-0029、email：This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.）
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