84 %がテストの大部分は複雑なシステムを含むと回答するも、自動化やAIを活用している企業はわずか
あらゆるものが安全につながる世界の実現を支援する高度な設計と検証ソリューションを提供しイノベーションを加速する、キーサイト・テクノロジーズ・インク(CEO:サティッシュ・ダナセカラン、米国カリフォルニア州サンタローザ, 日本法人.
キーサイト・テクノロジー株式会社、以下「キーサイト」)は、テスト戦略や技術の現状を把握するために、キーサイトが委託しForrester社が実施したテスト運用に関する購入決定者(デシジョンメーカー)を対象にしたグローバル調査の結果を発表しました。
「自動化と人工知能(AI)でテストの複雑性を克服」と題したこの調査レポートでは、自動化は浸透しつつあり、企業の75 %が自動化テストと手動テストを組み合わせて使用していることが明らかになりました。しかし、完全な自動化テスト戦略を行っているのはわずか11 %でした。複雑さが増すに連れて、テストの数も増え(77 %)、自動化なしでは製品開発のスピードが低下します。
は、次のように述べています。「この調査で明らかになったことは、特に将来について問われた時に、企業はより多くのテスト自動化を行うべきだというプレッシャーを感じていることです。手動や部分的な自動化のテスト戦略では、今日の企業のニーズには対応できず、AIを活用した自動化がなければ、テストの複雑さを克服するのは困難でしょう。さらに、COVIDのパンデミックにより、リモート開発や自動化テストシーケンス等の導入が加速することや、開発チームが異なる場所から共同作業を継続するために、デジタルツインの活用されることが予想されます。キーサイトでは、こうしたニーズに対応し、テストと検証の自動化を推進するために、ワークフロー全体にわたるインテリジェントオートメーションを全てのソフトウェア製品ポートフォリオに組み込んでいます。」 キーサイト・テクノロジーのポートフォリオおよびグローバルマーケティング担当バイスプレジデントであるJeff Harris
テストの複雑さから生じる主な技術課題は、長いサイクル、バグや問題の正確な把握、そして修正です。これらの課題は、業績と製品開発プロセスに直接影響を及ぼします。 回答者は結果を次のようにランク付けしました。:
- セキュリティ侵害のリスク ー 51 %
- 費用の増加 ー 48 %
- 市場投入までの速度低下 ー 42 %
- 製品の不具合 ー 36 %
- 収益の損失 ー 34 %
しかし、企業は手動および部分的な自動化テスト戦略では、製品の複雑化に対応できないことを認識しています。その結果、45 %が今後3年間で完全な自動化への取り組みを検討すると述べており、それは409 %の成長となります。半数以上(52 %)が複雑なテストスイートを統合するためにAIを検討すると述べており、325 %の成長が見込まれます。
インテリジェントオートメーションのテスト戦略に移行することで、企業は利益を期待できます。回答者が期待する運用上の改善には、生産性の向上(59 %)、製品の機能や性能のシミュレーション能力(54 %)、修正と再テストサイクルの時間短縮のためのバグ修正の自動化やシミュレーション(53 %)が含まれます。期待されるビシネスインパクトには、顧客満足度の向上(59 %)、市場投入までの時間短縮(50 %)、製品開発サイクルの迅速化(50 %)があります。
調査で説明されているように、自動化やAIによる技術や業務の改善でもっとも期待されているのは、生産性の向上、製品の機能/性能のシミュレーションする能力、そしてバグ修正の自動化/シミュレーションです。
しかし、成功へのより良い指標となるのは、新しいテストテクノロジーへの投資によって企業が期待するビジネスインパクトです。キーサイトのテスト・オートメーション・インテリジェンスは、お客様に以下を提供します。:
- 顧客満足度を向上させる、より高品質な製品
- 製品の市場投入までの時間を短縮する能力
- 製品開発サイクルの迅速化
この調査ではForrester社は、北米、EMEA(欧州、中東、アフリカ)、アジア太平洋の企業でテスト運用に関するデシジョンメーカー406名を対象にオンライン調査を実施し、現在のテスト能力を評価するとともに、自動化(AIを含む)への投資についての考えを聞きました。 参加者には企業の現在のテスト環境、将来の投資、テスト自動化による課題や期待する成果について質問しました。
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