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Schneider Electric News

シュナイダーエレクトリック、DX時代に最適なIoTゲートウェイ用途対応の次世代PLC、Modicon M262 Lシリーズを発売

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、グローバルに展開するModiconブランドのプログラマブルロジックコントローラー(以下PLC)のラインアップとして、日本国内向けにIndustry 4.0時代の用途に対応する次世代PLC、M262 Lシリーズの販売を開始し、2022年9月30日より提供を開始することを発表します。

シュナイダーエレクトリック、DX時代に最適なIoTゲートウェイ用途対応の次世代PLC、Modicon M262 Lシリーズを発売
  • 日本市場向けにMCプロトコルでのデータ収集に対応、PLCのデータをプログラムレスで取得可能
  • 各種クラウド通信プロトコルに対応し、クラウドにダイレクト接続可能
  • インダストリー4.0の通信プロトコル「OPC UA」通信にも標準対応

近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)の加速著しい製造業界では、現場の装置からデータを取得し、リモート環境からの監視や、稼動情報のデータ蓄積・分析に活用しようとするケースが企業や拠点の規模を問わず増加しており、クラウドベースのソリューションの導入を検討するシーンが増えています。しかし、収集したデータをIT環境へ受け渡す段階においては通信プロトコルの面からクイックなソリューションが少なく、特に導入してから年数が経過した古い装置の場合は、データを上位環境に上げるための環境整備に増設ユニットやゲートウェイ、設定用のソフトウェアなど、新たな部品の購入やプログラミングが必要となり、そのためのコストと工数がDX推進の妨げとなっています。

シュナイダーエレクトリックのPLC 「Modicon」シリーズは、1968年に世界で初めて製品化されて以来、世界中で広く使われています。今回提供を開始するModicon M262 Lシリーズは、Industry 4.0時代の様々な用途に対応する次世代型PLCとして、各種クラウド通信プロトコルに対応しており、クラウドに直接データを上げるデータ通信ゲートウェイとしての役割を兼ねることができるのに加え、日本市場向けの提供にあたり、既存装置のIoTゲートウェイとしての活用を想定して、MCプロトコルに対応するプログラムを搭載しました。このM262 Lシリーズの本体1台のみで、既存装置であってもデータをクラウドに上げられるIoT環境をクイックに整えることができます。

参考資料 Modicon M262 Lシリーズ 仕様概要


シュナイダーエレクトリック、DX時代に最適なIoTゲートウェイ用途対応の次世代PLC、Modicon M262 Lシリーズを発売

Modicon M262 Lシリーズ の主なポイント:
1. IoT用途でMCプロトコル対応PLCからのデータ取得にプログラムが不要

  • 日本市場向けにMCプロトコル対応のプログラムを搭載
  • Webアクセスだけで簡単にデータ取得のセッティングが可能、エンジニアリングソフト不要 *追加やカスタムセッティングを行う場合はソフトウェアが必要となります。

2. データ通信ゲートウェイとしてクラウドに直結

  • HTTPs/ MQTT/ JSON クラウド通信プロトコル対応でデータ収集方法が拡大
  • マシン監視のクラウドソリューション「EcoStruxure Machine Advisor」と直結

3. グローバルで多くの実績を持つ高品質PLC

  • 世界市場で数多く導入実績のあるModiconシリーズのIoT特化型PLC
  • マシンのメイン制御用途としても十分な高機能仕様

4. インダストリー4.0の通信プロトコル「OPC UA」通信に標準対応

  • FA業界で大きく注目されているOPC UAサーバーを標準対応
  • 上位機種TM262L20はOPC UAサーバー/クライアントの両方に対応

より詳細な製品情報は、以下をご覧ください。
Modicon M262 カタログ https://www.proface.com/ja/file/38016/download?token=CRi4J9W1

www.se.com

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