テレダインが新しいLadybug6カメラを発表―360°球状イメージを高精度に取得可能

「新しいTeledyne Ladybug6は、優れた画像品質と高い解像度を必要とするモバイル・マッピングや全天候調査プロジェクトのために設計されています。今回のLadybug6の追加により、30～72 MPという高解像度域に対応した全方向カメラをさらに広範にご提供できることとなりました」と、テレダイン・フリアーのシニア製品マネージャMike Leeは説明しています。

新しいLadybug6は、テレダインが培ってきたマシンビジョン技術をもとに、画像の高解像度化やオンボード処理の強化、保護等級IP67の堅牢なコネクタの採用などを加えて開発しました。このLadybug6にはフィールドでの実績豊かなLadybug5+の技術も盛り込まれており、優れた波長感度で低ノイズかつ広ダイナミックレンジを実現していますので、さまざまな光環境のもとでも8ビットないし12ビットのピクセルデータを取得・圧縮・伝送して卓越した画像を出力します。Ladybug6は当初より、屋外において移動プラットフォームから画像を取得することを想定して設計しています。そのため、広い動作温度（-30℃～50℃）に対応し、外部の衛星測位システム（GNSS）をサポートするとともに、カメラを完全制御できる高度なAPIを使ったハードウェア/ソフトウェアによるトリガー制御も可能です。

Ladybug6カメラは、HDマッピングやアセット管理、路上調査、パノラマ画像によるストリートビュー生成、測量、文化遺産のスキャン、ビル管理といったアプリケーションのために、信頼の高い高精度かつ高解像度な結果が得られるように開発しました。

　Ladybug6モデルについて詳しくはWebサイトをご覧ください。画像およびデータシートについては、オンラインのメディアキットをご利用ください。

Teledyne FLIR Integrated Imaging Solutionsは、テレダインのビジョン・ソリューション部門の一部であり、マシンビジョンのためのデジタル・イメージング部品の設計・製造・配備運用で業界をリードしています。テレダイン・フリアーのエリア・スキャン・カメラや全方向カメラ、スマート・カメラ、フレーム・グラバ、ソフトウェア、画像ソリューションは、産業分野を問わず、世界中の多数のマシンビジョン・システムでその核心を担う重要な要素となっています。詳しくはwww.teledyneflir.com/mvをご覧ください。