Pro-faceのベーシックHMI ST6000シリーズに 既存装置で採用シェアの高い4:3モデルを追加発売
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、HMI(Human Machine Interface)のリーディングブランド「Pro-face by Schneider Electric」(以下Pro-face)が展開するベーシックHMIのST6000シリーズに、市場で既存装置への採用シェアが高いアスペクト比4:3のモデルを発売しました, 本日提供を開始します。
- 既存装置への採用シェアが高いアスペクト比4:3のHMIからの置き換えにベーシックHMIの選択肢を提供
- Pro-faceのロングセラーHMI、GP4000シリーズのエントリーモデルとのパネルカット互換を維持
- 画面作成ソフトウェア「GP-Pro EX」対応で、既存画面の流用が可能
- 5.7型はVGA、10.4型はSVGAの高解像度液晶を採用
近年のDX(デジタルトランスフォーメーション)の加速に伴い、製造現場で求められるHMIへのニーズは二極化が進んでいます。IoT化、データの利活用が進んだ製造現場では、より多くの機器との接続や高速なデータ処理などを行うために、高い性能・機能を備えたHMIのニーズが増す一方で、これまでHMIを採用していなかったシンプルな機器においても、多機能化により操作が複雑になり、操作性の向上を目的としたHMIの採用が増加したことで、シンプルでコストパフォーマンスの高いベーシックなHMIのニーズが同時に拡大しています。
Pro-faceのST6000シリーズは、こうしたベーシックなHMIへのニーズの高まりを受けて2020年より提供を開始したシリーズで、シンプルな機能に絞った機種ながら高解像度ワイド液晶を採用し、より多くの情報を伝えられる表現力を備えたHMIです。今回このシリーズに、日本市場においても採用シェアが高い4:3サイズの市場ニーズに対応するため、新たに5.7型および10.4型の4:3モデルを追加発売します。
参考 ST6000シリーズ 4:3モデルの仕様
世界的にはワイド液晶モデルがスタンダードとなりつつありますが、製造現場には4:3サイズのHMIを取り付けた既存装置が数多く存在し、そうした装置の改造やリプレイスにおいては4:3のHMIが求められているのが現状です。今回発売するST6000シリーズの4:3モデルは、従来HMI機種GP4000シリーズエントリーモデルとのパネルカット互換性を維持しました。
加えてST6000シリーズは、パネルカット互換以外にも高い互換性を実現しています。Pro-faceの画面作成ソフトウェア「GP-Pro EX」に対応しており、解像度が異なる画面データも解像度コンバーターを活用することで、旧機種で作成した画面データを簡単に流用することができます。また、5.7型はVGA、10.4型はSVGAの高解像度の液晶パネルを採用しており、従来機種に比べてより高精細な情報表現が可能となります。更に、イーサネットポート標準完備をはじめとする充実したインターフェイスや、豊富な通信ドライバーにより、IT/OT機器との高い接続性を発揮します。
各製品のより詳細な情報はWebサイトでご覧ください。
ベーシックHMI「ST6000」 製品紹介ページ https://www.proface.com/ja/product/hmi/st6000/top
www.se.com