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Walter Tools News
WALTER: 最高のプロセス信頼性を発揮するハードターニングソリューション
WBH20C は、Walter がハードターニング加工用に独自にコーティングした CBN チップです。
ワルターは、自社開発した最新旋削加工向け CBN チップ材種 WBH20C の発売を開始しました。WBH20C は、HiPIMS コーティング法を用いてワルターがハードターニング用途に独自開発したコーティング CBN チップであり、ISO チップ(ワイパー刃あり / なし)および WL 倣い旋削加工システム用チップ(V 形状 および フル R)をレパートリーしています。CBN チップへの HiPIMS コーティングの適用はマーケットで唯一のものであり、TiAlN+ZrN 被膜の密着性にきわめて優れ、コーティング前処理プロセスと合わせて特許出願済みです。
また、倣い旋削加工システムは、ワルター独自の WL ポジロック機構によりチップとホルダーが強固にクランプされ、きわめて高い工具安定性により切れ刃の微小チッピングを抑制し、長い工具寿命および高いプロセス信頼性を達成してハイパフォーマンスの倣い旋削加工およびダイナミックターニング加工を実現します。
WBH20C は、連続切削および軽断続切削における、焼き入れ鋼やベアリング鋼など高硬度材(最大 65 HRC)の仕上げ加工用途において、クーラント使用での加工を推奨しており、研削加工での仕上げを切削加工に置換する有力な選択肢となります。新コーティング材種は、高純度 CBN ときわめて優れた被膜密着性を持つ最新 HiPIMS PVD コーティングのコンビネーションにより、プロセス信頼性と耐摩耗性の両面で最高のパフォーマンスを発揮し、明るいゴールド色のコーティング最外層により、容易な摩耗の検知が可能です。
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