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Toshiba News
東芝、高速クワッドチャンネルデジタルアイソレータを発売
新発売のデジタルアイソレータは、産業用途における安定した高速絶縁データ伝送に貢献します。
東芝デバイス&ストレージ株式会社は、100kV/μs(min)の高いコモンモード過渡耐性(CMTI)と150Mbpsの高速データレートを特長とする高速クアッドチャネルデジタルアイソレータ「DCL54xx01シリーズ」を発売しました。 シリーズ6製品の量産出荷が本日より開始されます。
FA機器の安全性と信頼性を確保するには、絶縁を確保しノイズの伝播を防ぐ絶縁装置が必要です。 東芝は現在、より高速で多チャンネルの信号通信と高CMTIの要件に対応するソリューションとしてデジタルアイソレータを提供しています。
新製品は、東芝独自の磁気結合型絶縁伝送方式を採用し、100kV/μs(min)の高CMTIを実現しました。 これにより、絶縁信号通信における入出力間の電気ノイズに対する高い耐性を実現し、安定した制御信号伝送や機器の動作にも貢献します。 このデジタル・アイソレータは、0.8ns (代表値) の低いパルス幅歪みと 150Mbps (最大) の高速データ・レートを備えているため、SPI 通信を備えた I/O インターフェースなどのマルチチャネル高速通信アプリケーションに適しています。
東芝は、光結合により絶縁を確保する絶縁デバイスであるフォトカプラを50年にわたりお客様に提供してきました。 今後はフォトカプラに加え、高速4チャンネルデジタルアイソレータのラインアップやチャンネル数、パッケージ数を拡充し、リアルタイムで確実なデータ伝送を支える高品質な絶縁デバイスを提供していきます。 産業機器制御用。
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