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Toshiba News
東芝、小型パッケージで外付け部品を削減したモータードライバーICSを発売
民生機器および産業機器向けの新しいモーター ドライバー IC は、必要な外付け部品が少なく、小型で汎用性の高い省スペースのパッケージに収められています。
今回の発売により、東芝のラインナップは「TB67S581FNG」「TB67S580FNG」「TB67H481FNG」「TB67H480FNG」の4製品となります。
新製品「TB67S581FNG」「TB67S580FNG」の2製品は、2相バイポーラステッピングモータードライバーICです。 TB67S581FNG のモーター出力電圧定格は 50V、モーター出力電流定格は 2.5A、TB67S580FNG の定格はそれぞれ 50V と 1.6A です。
他の 2 製品、TB67H481FNG および TB67H480FNG は、モーター出力電圧定格 50V、モーター出力電流定格 2.5A の定電流デュアル H ブリッジ ドライバー IC です。 TB67H481FNG の入力インターフェースは IN 入力ですが、TB67H480FNG は PHASE 入力を使用します。
パッケージは、汎用性の高い小型のHTSSOP28を採用し、当社既存製品TB67S109AFNGのHTSSOP48パッケージと比べて実装面積を約39%削減しています。さらに、HTSSOPタイプは2方向から端子が出ているため、4方向から端子の出ているQFNタイプに比べて、基板配線時の引き回しが容易です。また、チャージポンプ回路用の外付けコンデンサーもデバイス本体へ内蔵することで外付け回路部品の削減が可能となり、実装基板の省スペース化に貢献します。
新製品は、モーター電源電圧8.2Vから44Vに対応し、かつSleepモード時の消費電流を最大20μAに抑え、12V/24V電源のアプリケーションに幅広く使用可能です。
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