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VIA Tech News
VIA Labs、最大240W 給電を可能にするUSB-IF 認証の USB Power Delivery 3.1 EPR シリコンVL108 を即時提供開始
VLI VL108は、EPRのUSB-IF認証を取得した最初の汎用USB PD 3.1およびDP Altモードコントローラのひとつであり、USB Type-C周辺機器向けで、チャージスルー機能を備えた多機能ドック向けに最適化されています。
USB4、SuperSpeed USB、USB Power DeliveryコントローラのリーディングサプライヤーであるVIA Labs, Inc.(VLI)は、台湾時間の6月16日、USB PD 3.1およびDP AltモードコントローラのVL108が、拡張電力範囲(EPR:Extended Power Range)をサポートするUSB Power Delivery 3.1のUSB-IF認証を取得したと発表しました。VLI VL108は、USB-IF認証済みリスト(USB-IF Integrator’s List)にTID:9064として掲載されました。
USB Power Delivery 3.1仕様のEPR機能のリリースに伴い、USB Type-Cの最大充電速度は100Wから240Wに引き上げられました。従来、小型のノートPCでは100Wの制限でも十分でしたが、強力なディスクリートグラフィックを搭載した15インチ以上の高出力モデルでは、独自の充電方式に頼ることも多くなってきました。このため、EPRをサポートする認定USB Power Delivery 3.1シリコンが入手可能になるにつれ、多くのベンダーが年内に新しい充電モードを搭載した製品を発売する準備を進めています。
USB Type-C充電用アップストリーム向きポートを内蔵したVL108は、USB4またはDP Altモードを使用してホストシステムからのビデオ出力を可能にするとともに、ホストに電力を供給することができます。また、VL108は、充電機能用のUSB PD電源アダプタ、データ転送用のUSB Type-Cデバイス、またはUSB Type-Cビデオコンバータに接続できる2つの統合USB Type-Cデュアルロールダウンストリーム向きポートを備えています。すべてのポートがEPRに対応しており、最大48V/5A(240W)動作が可能です。
VLI VL108の詳細については、下記をご覧ください: https://www.via-labs.com/product_show.php?id=117
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