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'15
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Morgan Advanced Materials
新開発の集電装置が、最高の性能と長寿命化を実現します
モルガン・アドバンスト・マテリアルズは独自の材料技術をもとに、鉄道関連市場での様々な利益につながるよう、集電装置に向けて新しい軽量なメタライズ材料製すり板を開発しました。
モルガンのエレクトリック・カーボン事業部による新素材を導入したことで、集電装置すり板の幅を30mmから42mmへと40%も拡大可能になりました。このため、製品寿命は概ね35%延び、信頼性も向上します。重量の増加は無視できるほどしかありません。
さらに、この集電装置すり板のアーク保護システムも注目の特徴です。金属部に高度なコーティングが施され、カーボン製すり板に対するどんなアークにも耐える効果を発揮します。これは、特に雨天や冬季の気象条件にとって重要な特性です。こうした気象条件が電力伝達の障害となって、金属製の支持キャリアに局所的な過熱を招きかねないからです。
そのため、アーク保護システムがあれば、集電装置すり板の寿命が最大限に延び、鉄道関連企業の保守や運用コストも減少します。同時に、集電装置すり板を頻繁に交換する必要が減り、点検時間を大幅に削減できるため、乗客へのサービス性も向上します。
この新しい集電装置すり板は、モルガン独自の実証された大電流伝達方法をもとに、集電装置への接着部における抵抗の小さい電流経路を実現しています。その結果、オーバーヘッド方式集電装置の用途にとって、いっそう軽量な革新的ソリューションとなっています。
また、モルガンのカーボンおよびメタライズド・カーボンによる集電装置すり板は、低摩擦であるため、架線の寿命も長くなり、パンタグラフ方式と第三軌条方式のいずれの用途でも高い性能を発揮します。当社は、オーバーヘッド方式はもとより、地下鉄、新交通システム等の第三軌条方式用集電靴、高速鉄道、路面電車、トロリー・バスに適した包括的な製品ラインナップを揃えています。
より詳しい情報につきましては、ぜひwww.morganelectricalmaterials.com/currentcollectorをご覧ください。
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〔鉄道市場に向け、新たに軽量な集電装置すり板を発売〕
新しい集電装置による長寿命化と信頼性の向上を@MorganAdvancedから。