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Hitachi Construction Machinery News

中型ホイールローダZW330-6とZW550-6の受注を開始

ZW330-6とZW550-6は、従来モデルの5Bシリーズから搭載している、エンジン回転数を最適に制御する「アクティブエンジンコントロール」の改良により、燃費性能を改善しました。

中型ホイールローダZW330-6とZW550-6の受注を開始
ZW330-6(左)、ZW550-6(右)

ZW330-6はエンジン制御を最適化することで、スムーズかつ効果的な積込み作業を可能とし、加えてエネルギーを機体にダイレクトに伝える「ロックアップトルクコンバータ」を標準装備することで登坂走行時(5%勾配)の最高速度を最大で40%向上しています。ZW550-6では、エンジンレスポンスの改善により作業量が約22%向上しています。また、車体の揺れによる荷こぼれを抑制し、オペレータの疲労低減にも寄与する「ライドコントロールシステム」や、リフトアームとバケットの複合動作をスムーズにする「パラレルタンデム機能」により、作業性の向上も実現しました。

さらに、排出ガスの後処理装置にPM除去フィルタレスの「尿素SCRシステム」を採用したことで、定期的なPM除去フィルタの清掃や交換などのメンテナンスが不要となり、長期的なメンテナンスコストやメンテナンス中のダウンタイムの低減を実現しました。

主な特長
1. 燃費性能の改善
発進加速、掘削や登坂走行状態を検知し、エンジン回転数を最適に制御する「アクティブエンジンコントロール」を搭載することで燃費性能を改善しました。また、坂道走行時の負荷を検知し自動的に最適なモードに移行する機能を搭載することによって、スムーズな走行を実現しました。

2. 作業性の向上
  • ZW330-6とZW550-6の作業量が向上: ZW330-6はエンジン制御を最適化することで、スムーズかつ効果的な積込み作業を可能にしました。また、エネルギーを機体にダイレクトに伝える「ロックアップトルクコンバータ」を標準搭載することで登坂走行時(5%勾配)の最高速度を最大で40%向上しています。ZW550-6はエンジンレスポンスの改善により作業量が約22%向上しています。
  • オペレータの疲労低減に寄与する「ライドコントロールシステム」: ZW330-6、ZW550-6ともに悪路や雪道などの走行時に発生する車両の縦揺れや飛び跳ねを打ち消すように自動制御する「ライドコントロールシステム」により、車体の揺れによる荷こぼれを抑制し、オペレータの疲労低減を実現しています。
  • 積み込み作業の効率化に寄与する「パラレルタンデム機能」: ZW330-6、ZW550-6ともにダンプトラックなどへの積み込み作業時に、リフトアームが設定した高さに達すると、リフトアームの上昇を停止してバケットを優先して動かす「パラレルタンデム機能」によって、リフトアームとバケットの複合動作をスムーズにすることで、積み込み作業の効率化にも貢献します。
3. ランニングコストの低減
排出ガスの後処理装置にPM除去フィルタレスの「尿素SCRシステム」を採用したことで、定期的なPM除去フィルタの清掃や交換などのメンテナンスが不要となり、長期的なメンテナンスコストやメンテナンス中のダウンタイムの低減と環境性能の向上を実現しました。

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