www.engineering-japan.com
Pilz News

ピルツの総合的なIO-Link Safety安全システムソリューション- 現場での安全な接続

現場での安全な通信を実現する包括的なIO-Link Safetyシステムが初登場: ピルツのシステムソリューションはマスタ、現場機器および互換性のある付属品で構成されます。

ピルツの総合的なIO-Link Safety安全システムソリューション- 現場での安全な接続

ピルツの製品ポートフォリオ中、IO-Link Safety機能が搭載される最初の製品は、安全ライトカーテンPSENopt II advanced IOLS、制御ユニットPITgatebox IOLS、およびIO-Link Safety Master PDP67 IOLSです。安全オートメーションのエキスパート企業がお届けする包括的なパッケージにより、IO-Link Safetyの技術を簡単に設備や機械に統合できます。

非独自仕様の標準化された通信システムIO-Linkのさまざまな利点を、機能安全のために活用可能になりました: IO-Link Safetyは、IO-Linkで機能安全を実現します。標準化された安全なポイントツーポイント通信により、安全センサやアクチュエータをあらゆる既存のフィールドバスシステムに、上位のシステムを介さずに統合できます。IO-Link Safety通信プロトコルはIEC 61139-2において世界標準とされており、最大EN ISO 13849-1のPL e (またはIEC 61508/62061のSIL 3) までの安全性を提供します。汎用のソリューションであるため柔軟性に富み、ユーザは単一のフィールドバスで各種の安全要件に対応できます。

安全な接続のマスタ
ピルツのIO-Link Safety Master PDP67 IOLSは安全コントローラへのインターフェースとして、現場での双方向通信を可能にします。IO-Link Safety対応の安全センサはPDP IOLSに接続できます - IO-Link Safetyデバイスだけでなく、例えば一般IO-Linkセンサ/アクチュエータや、OSSD出力を用いる従来型の安全センサとも接続できます。安全ライトカーテンPSENopt advanced IOLSなどのセンサは、OSSD方式への切り替えも可能です。

試運転や機器交換も簡単に
ピルツのIO-Link Safetyセンサは重要なステータス情報を提供し、インテリジェントな診断の領域における選択肢を増やします。機器類は自動で識別、パラメータ化されるため、コンポーネントの交換を簡単に行え、修理に伴う設備や機械のダウンタイムを短縮できます。また、機器の種類を減らすことができ、購入や倉庫スペースの確保の手間を省けます。そのため、コストを削減し、生産性が向上します。

データと診断を効率よく管理
各センサ/アクチュエータとのシームレスな通信により、インテリジェントなデータ評価が可能になります: IO-Link Safetyの通信にはアンシールドケーブルと業界標準のコネクタを使用します。したがって、機器交換時の時間と経費を節約し、高い可用性を実現できます。

インテリジェントなIO-Link Safetyデバイスは診断機能も提供します。例えば自己診断機能を利用して、予知保全を導入することができます。予防保守に役立つ例として、安全ライトカーテンPSENopt advanced IOLSの信号強度情報を、シングルビーム評価によって取得できます。これにより、設備や機械の生産性を向上できます。

モノのインターネット、IIOTに関しては、ピルツのIO-Link Safetyパッケージは、シンプルな非独自仕様のソリューションにより、ネットワーク化された設備と機械の通信をセンサ、現場までサポートし、Industrie 4.0の新たな可能性を拓きます。

www.pilz.com

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)