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IDS Imaging Development Systems GmbH
創業者で株主でもある Jürgen Hartmann は、経営の舞台から退きます
Michael Berger 博士は 1 月 1 日付けで、IDS Imaging Development Systems GmbH の業務執行取締役に任命されました。
Michael Berger 博士が 24 年 1 月 1 日付けで IDS 取締役会メンバーに任命されました
産業用カメラメーカーの創業者であり株主でもある、 Jürgen Hartmann は、27年間にわたり当社のトップを務めた後、取締役会から離れる。42 歳の Berger が IDS の経営陣に加わり、オーバーズルムを拠点とする画像処理のスペシャリストであるIDSの世代交代は成功裏に完了しました。今後、Berger は営業、マーケティング、プロダクトマネージメント、システムコンサルティング部門を担当することになります。
Jan Hartmann は財務、人事、IT、ビジネスイノベーションおよびエコシステムを担当します。Alexander Lewinsky は、これまでのオペレーション部門に加えて開発部門を引き継ぎます。Jürgen Hartmann は事業運営を引き継ぐとともに、チーフ・イノベーション・マネージャーとしてテクノロジーとイノベーションの分野でファミリービジネスに助言を与えます。同氏はこれからも Hartmann Holding GmbH の経営パートナーとして携わります。
左から右: Jürgen Hartmann, Michael Berger博士
Michael Berger 博士はバイロイト大学でビジネス経営管理を学び、コンスタンツ大学でセールスおよびマーケットマネジメントでの博士号を取得しています。そして、VARTA AG でリチウムイオン電池担当統括マネージャーなどを歴任してきました。同氏は常に明確な市場への見通しをもって行動してきました。「IDSの製品ポートフォリオには、さらに開拓されるべき大きな市場ポテンシャルが秘められています」と Michael Berger は新しい職務について展望を述べます。
Jürgen Hartmann にとって早い段階から自社の経営責任を引き継ぐための周到な準備は重要でした。同氏はこの準備に 4 年前から着手し、息子の Jan を取締役会に昇格させ、2021 年に Alexander Lewinsky を任命しました。「継続性と信頼性は、パートナーおよびお客様との関係において、とりわけ重要です。何事にもタイミングがあり、40 年以上働いてきて、私にとって今が引き際だと思います」と Jürgen Hartmann は今回の決定について述べています。
新しい IDS の経営陣 (左から右): Alexander Lewinsky, Jan Hartmann と Michael Berger博士
産業用カメラ用USBインターフェースの生みの親として知られる61歳の業界のパイオニアは、彼が設立した会社で「必要なところをサポートし、必要なところを助ける」ことを続けていくという。今後も主に開発分野に注力していきます。「Michael Berger を業務執行取締役に任命できたことを喜ばしく思います。彼の経歴から、IDS をさらに成長させ、次のステップのイノベーションを起こすために欠かせない知識とビジョンがもたらされるでしょう」
左から右: Jürgen Hartmann, Alexander Lewinsky, Jan Hartmann, Michael Berger博士
1997 年に社員 2 人の会社として創立して以来、IDS は、社員 350 名以上の独立した ISO 認定ファミリー企業へと発展しました。本社はオーバーズルム (バーデン=ヴュルテンベルク) にあり、開発と生産を担っています。米国、日本、韓国、英国、フランス、オランダに子会社と支店と置き、グローバルに事業を展開しています。
詳細情報: https://jp.ids-imaging.com/corporate-management.html.