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Walter Tools News

Walter Tiger·tec® Gold WSM13G / WSM23G / WSM33G / WSM43G 材種

ワルターは、溝入れチップ向け Tiger·tec® Gold の新しいレパートリーとして、WSM13G / WSM23G / WSM33G / WSM43G 材種の発売を開始しました。これにより、ほとんどすべての被削材における溝入れ、突っ切り、横引き旋削加工などにおいて、最新のコーティング材種を使用できるようになります。

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Walter Tiger·tec® Gold WSM13G / WSM23G / WSM33G / WSM43G 材種

溝入れ加工向けの Tiger·tec® Gold は、専用開発された複層 PVD コーティングを採用しています。その特長は、高いコーティング層硬度と逃げ面摩耗および塑性変形に対する耐性を実現する、TiAlN および TiSiN 多層構造にあります。さらに、平滑性を高めたすくい面により摩擦をおさえ、特別なコーティング後表面処理により靭性を改善しています。溝入れ加工向けの Tiger·tec® Gold には、硬度と靭性が異なる 4 種類のチップ材種をレパートリーしています。WSM33G は、鉄系、ステンレス系および耐熱合金などの難削材ワークにファーストチョイスとして使用できる汎用材種です。

さらなる耐摩耗性が必要な場合は、連続切削の仕上げおよび中加工に適する WSM13G、または安定した加工の状況、高い切削速度および油性クーラントでの加工に対応する WSM23G のどちらかから選択できます。たとえば、Inconel 718 などの耐熱合金では、150 bar 程度の高圧精密クーラントで WSM13G を用いることにより、最高の工具寿命を実現できます。もっとも靭性の高い材種である WSM43G は、断続切削、低い切削速度、さまざまな加工の状況に対応できる高信頼性材種です。これらの最新材種は、自己拘束式 1 コーナー使い SX、縦置き 4 コーナー使い MX およびポジエンゲージ機構を用いる 2 コーナー使い DX18 (最小刃幅 1.0 mm)の各種溝入れ工具システム向けチップにおいてラインナップしており、特許取得済みの TiSiN / TiAlN 複層コーティングにより最高の耐摩耗性を実現し、ゴールド色の TiSiN 最外層により、使用済みコーナーの摩耗検知もきわめて良好です。

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