Microchip社、TrustFLEXプラットフォームにECC20x、SHA10xファミリのセキュア認証ICを追加
セキュアな鍵プロビジョニングは機密性の高い鍵を第三者による改ざんと悪意ある攻撃から守るために欠かせません。
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コンシューマ、産業用、データセンター、医療アプリケーションを保護するためにセキュアな鍵の保存は非常に重要ですが、セキュアな鍵プロビジョニングの開発と文書化のプロセスは複雑で高いコストがかかります。セキュアな鍵プロビジョニングへの参入障壁を引き下げ、プロトタイプの製作をより短期間で行えるようにするため、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、TrustFLEXポートフォリオのデバイス、サービス、ツールにECC204、SHA104、SHA105 CryptoAuthentication TM ICを追加する事を発表しました。
ECC20x ICとSHA10x ICは不正な攻撃から秘密鍵を秘匿する事を目的に設計されたハードウェアベースのセキュア ストレージ デバイスです。TrustFLEXプラットフォームの一部であるECC204、SHA104、SHA105 ICは、あらかじめ定義されたユースケース、カスタマイズが可能な暗号鍵、サンプルコードによって開発プロセスを合理化できるように事前設定されています。
Microchip社セキュア コンピューティング部門副社長のNuri Dagdeviren氏は次のように述べています。「事前設定済みのECC20xおよびSHA10xデバイスがMicrochip社のTrustFLEXプラットフォームに加わる事で、Microchip社のセキュア プロビジョニング サービスをより幅広いアプリケーションで活用しやすくなります。また今回のプラットフォーム拡張により、Microchip社のポートフォリオはさらに強化され、より手が届きやすいセキュリティ認証ICとなり、コスト重視の大量生産アプリケーション向けに最適化されたものになります。」
ECC20xおよびSHA10xデバイスはCC (Common Criteria)のJIL (Joint Interpretation Library) High評価のセキュアな鍵ストレージ要件に対応しており、FIPS(連邦情報処理標準)に準拠してNIST(米国国立標準技術研究所) ESV (Entropy Source Validation)とCAVP (Cryptographic Algorithm Validation Program)で認証済みです。これらのセキュアICファミリは幅広いシステムとアプリケーションにおいてデータと通信の機密性、完全性、真正性を確保する「信頼できる認証」(Trusted Authentication)を実装するために設計されています。
Microchip社のCryptoAuthentication ICはあらゆるMPU(マイクロプロセッサ)またはMCU(マイクロコントローラ)と互換性を持つ小型の低消費電力デバイスです。ホーム オートメーション、医療機器、ウェアラブル、使い捨てアプリケーション等で使われるIoT(モノのインターネット) ノードを保護するための柔軟なソリューションを提供します。また、ECC204はWPC(ワイヤレスパワー コンソーシアム)の承認を受けたQi認証SSS(セキュア ストレージ サブシステム)です。Microchip社のTrust Platformとセキュリティ ソリューションの全てのポートフォリオの詳細はウェブサイトをご覧ください。
開発ツール
ECC20x ICとSHA10x ICはMicrochip社のTrust Platform Design Suite(https://www.microchip.com/en-us/products/security/trust-platform/tpds?utm_source=pressrelease_medium=pressrelease&utm_campaign=tfexpansion&%20&utm_bu=scg)でサポートされているため、サンプルコードと学習教材の利用と認証情報のセキュアな転送が可能で、Microchip社のセキュアな鍵プロビジョニング サービスをさらに容易に活用できます。また、MPLAB(R) X IDE(統合開発環境)、製品固有の評価用ボード、CryptoAuthLibライブラリでもサポートされています。
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