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ABB、協働ロボットGoFa™向けに画期的な「Ultra Accuracy」機能を発表

Ultra Accuracy(超高精度)機能により、GoFa™ファミリーの精度は他の協働ロボットと比較して10倍向上。

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ABB、協働ロボットGoFa™向けに画期的な「Ultra Accuracy」機能を発表

ABB Robotics は、GoFa ファミリーの新機能である Ultra Accuracy を発表しました。これは、協働ロボットで利用可能な最高レベルの精度を実現します。この機能により、市場の他のどの協働ロボットよりも 10 倍の軌道精度が実現します。

ABBロボティクス社の協働ロボット部門グローバルヘッドであるアンドレア・カッソーニは次のように述べています。「産業分野では、製品の品質向上とより厳格な公差の実現を目指して自動化が進められており、品質管理における基準からの最大許容誤差は縮小の一途をたどっています。そのため市場では、極めて正確な作業をこなすことのできるロボットのニーズが高まっています。GoFa固有のシンプルさ、安全性、柔軟性と、超高精度な動作性能を組み合わせることで、ABBの新しいUltra Accuracy機能は電子機器、自動車、航空宇宙、金属加工などの業界における協働ロボットの利用に幅広い可能性を開きます」

Ultra Accuracy機能はその優れた性能により、製品の品質や作業効率を維持するため正確な位置決めが不可欠な用途に対するニーズに応えます。これには民生用電子機器の製造における接着やシーリング、自動車部品のレーザー溶接、航空宇宙産業における複合材料の積層、金属加工工程における精密レーザー切断など、さまざまな用途が含まれます。また、3Dプリンティングで試作品を作成する際の積層造形層に対する正確な位置決めや、計測用途での精密な品質チェックにも使用可能です。


ABB、協働ロボットGoFa™向けに画期的な「Ultra Accuracy」機能を発表

その他の利点としては精密さと速度の組み合わせ、そして全方向への動作範囲が挙げられます。従来の電子機器製造工程に使用されてきた2軸ガントリーシステムとは異なり、GoFaは納品時に追加のキャリブレーション作業を必要とせず導入と同時に作業空間全体で6軸での全方向動作が可能なため、より幅広い作業に対応できる柔軟性と機動性を提供します。

GoFaのコンパクトで可搬性の高い設計により高額なカスタマイズを必要とせず、既存の生産ラインに簡単に統合できるため、ガントリーベースのシステムに比べて明確な優位性があります。Ultra Accuracy機能を備えたGoFaは、出荷前に工場でキャリブレーションが完了しており、最小限の設置・立ち上げ時間で製造ラインに導入することができます。


ABB、協働ロボットGoFa™向けに画期的な「Ultra Accuracy」機能を発表

Ultra Accuracy機能とRobotStudio®の強力な組み合わせにより、シミュレーションと実際の動作が99%一致するオフラインでのプログラミングが可能なため、現場での調整を最小限にでき、正確かつ効率的な導入を実現します。Ultra Accuracy機能は、今後出荷されるGoFaと既存のGoFaへの後付けオプションとして利用できます。

協働ロボットGoFaおよび新機能「Ultra Accuracy」の詳細については、ABB ウェブサイトをご覧いただくか、日本時間9月24日午後9時 (中央ヨーロッパ時間午後1時) にLinkedInで開催されるデジタル・ローンチ・イベントにご参加ください。

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