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姫路半導体工場においてパワー半導体の後工程新製造棟を竣工

生産能力を2022年度比2倍以上に増強し、カーボンニュートラルの実現に貢献。

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姫路半導体工場においてパワー半導体の後工程新製造棟を竣工

姫路半導体工場 (兵庫県揖保郡太子町) にて、車載向けパワー半導体の後工程新製造棟の竣工式を行いました。今後装置の搬入を進め、2025年度上期より本格的な生産を開始予定です。

新製造棟は、製造工程の自動搬送による省人化やRFID注タグの導入による作業性改善・在庫管理精度向上を通してスマートファクトリー化を推進します。また、再生可能エネルギー由来の電力活用や、屋上への太陽光発電設備 (オンサイトPPAモデル) 設置などにより、使用電力を100%再生可能エネルギー由来で賄います。

電力を供給、制御する役目を果たすパワー半導体は、あらゆる電気機器の省エネルギー化に不可欠なデバイスであり、自動車の電動化や産業機器の高効率化などを背景に、今後も継続的な需要拡大が見込まれています。2024年5月に竣工した前工程の加賀東芝エレクトロニクス株式会社 (石川県能美市) の300mmウエハー対応パワー半導体新製造棟に加え、後工程にも投資することにより、高効率・高信頼性の多様な製品を需要拡大に合わせて安定供給することが可能になります。新製造棟の稼働開始により、同工場の車載向けパワー半導体の生産能力を2022年度比2倍以上に増強し、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

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