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株式会社タンガロイは、多方向加工に対応する旋削加工用工具『AddMultiTurn』

AddMultiTurnは、外径・端面・倣い・高送りなど多方向の旋削加工に1本で対応可能な高効率工具です。

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株式会社タンガロイは、多方向加工に対応する旋削加工用工具『AddMultiTurn』

株式会社タンガロイは、多方向加工に対応する旋削加工用工具『AddMultiTurn』に、PSC(C4・C5・C6)の内部給油ホルダを追加し、2025年6月23日より全国で発売を開始します。

近年、外径旋削加工の現場では、生産性向上と省エネルギーの両立が重要な課題となっています。特に一般機械部品や自動車部品の量産現場では、加工時間の短縮が求められ、高能率な切削工具へのニーズが一層高まっています。加工時間を短くすることは、単に作業効率を上げるだけでなく、機械の稼働時間を抑えることで電力消費の削減にもつながるため、環境配慮の面からも注目されています。こうした背景のもと、より高性能な工具の導入が市場で強く求められています。

AddMultiTurnは、外径・端面・倣い・高送りなど多方向の旋削加工に1本で対応可能な高効率工具です。両面6コーナインサートにより、工具寿命と生産性を向上させ、段取り削減によるコスト低減にも貢献します。


株式会社タンガロイは、多方向加工に対応する旋削加工用工具『AddMultiTurn』

製品の特長と便益

特長1:多様な機械仕様に対応するホルダバリエーションの拡充


・PSCタイプはC4、C5、C6の3サイズをラインアップ
・角シャンクタイプは20角、25角を用意し、さまざまな工作機械に対応可能(2025年発売予定)
・幅広い機械仕様に対応することで、より多くの現場でAddMultiTurnの高性能を活用可能

特長2:刃先近傍への多点クーラント供給による加工性能の向上

・上部から4箇所、下部から3箇所の計7箇所からクーラントを供給
・前挽き・後挽き双方の刃先に直接クーラントが届く設計により、冷却性と切りくず排出性が大幅に向上
・切削熱の抑制によりインサート摩耗を低減し、工具寿命を大幅に延長

特長3:多方向加工に対応した高剛性内部給油ホルダの採用

・新たに拡充された内部給油ホルダは、クーラント経路を最適化した高剛性クランプを採用
・AddMultiTurnの特長である前挽き、後挽き、端面、倣い加工といった多方向加工においても高い安定性を確保
・特に高送りが可能な後挽き加工において、工具剛性とクーラント供給性能が相乗効果を発揮し、高能率加工を実現

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