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リテルヒューズ、DC保護用小型TVSダイオードを発表

リテルヒューズ・ジャパンの5.0SMDJ-FBシリーズは、フォールドバック技術を採用した5000W TVSダイオードで、クランプ電圧を最大15%低減し、高度なDCライン保護を実現します。

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リテルヒューズ、DC保護用小型TVSダイオードを発表

持続可能でコネクテッド、そしてより安全な世界を創造する産業技術メーカーであるリテルヒューズジャパン合同会社は、敏感なDC電源ラインを過電圧トランジェントから保護するために設計された5000W表面実装ソリューション、DO-214ABパッケージのTVSダイオード5.0SMDJ-FBシリーズを8月上旬に発売します。

「5.0SMDJ-FB シリーズ」はフォールドバック技術が組み込まれており、ブレイクダウン電圧 (VBR) を逆方向スタンドオフ電圧 (VR) 以上に維持しながら、従来のソリューションと比較して最大 15%低いクランピング電圧 (VC) を実現します。これにより、ますます感度が高まる下流のコンポーネント、特に 次世代 DC/DC コンバータに対して、システムの整合性を損なうことなく、信頼性の高い保護を提供します。

システム設計が進化し、より高性能でコンパクトな DC/DC コンバータが採用されるようになるにつれ、過渡現象による故障のリスクが高まります。本シリーズは、コンパクトなフットプリント、容易な組み込み、高度な保護性能を兼ね備えたソリューションを設計エンジニアに提供し、これらの要求を満たします。

特長

  • フォールドバック技術により、クランピング電圧を下げ、電気的高速過渡現象 (EFT)、静電気放電 (ESD)、その他の過電圧状態に対する保護が向上
  • ブレイクダウン電圧 (VBR) は常に逆方向スタンドオフ電圧 (VR) を上回っているため、DC 電源ラインの安定性を維持するのに最適
  • 5000 W のピークパルス電力定格により、 過酷な電気環境でも堅牢な保護を実現
  • 同じコンパクトな DO-214AB (SMC) フットプリントなので、従来の 5.0SMDJ シリーズへのドロップイン置換が可能

アプリケーション

  • 「5.0SMDJ-FBシリーズ」は、以下のような要求の厳しいさまざまなアプリケーションで DC 電源ラインを保護します。
  • PoE (Power over Ethernet) システム
  • AI およびデータセンターサーバー
  • ICT 機器用電源
  • 工業用 DC 配電

仕様

  • スタンドオフ電圧(VR)(Vstandoff):58~64
  • ピークパルス電流(Ipp)10x1000μs(A):48.5~53.4
  • 最小ブレイクダウン電圧(VBR@IT)(V):64.4~71.1
  • 最大ブレイクダウン電圧(VBR@IT)(V):71.2~78.6
  • 最大クランピング電圧(VC)(V):80~91.4
  • テスト電流(IT)(mA):1
  • 最大逆電流(Ir@Vr) (μA):5
  • ピークパルス電流(IPP) 8x20μs(A):364~401
  • 最大ジャンクション温度(℃):150
  • パッケージ:DO-214AB

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