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パナソニック インダストリー、車載製造向けセンシング技術を公開

車載電池やECU製造工程を想定し、高精度変位検出、安全対策、静電気制御を統合した製造設備向けセンシング技術を展示する。

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パナソニック インダストリー、車載製造向けセンシング技術を公開

車両の電動化、自動運転化、コネクティッド化が進展する中、自動車製造現場では、より高精度で安定した計測、安全性の確保、生産効率の向上が同時に求められている。パナソニック インダストリーは、こうした要求に対応するため、車載部品および電池製造設備向けの各種センサと周辺機器を組み合わせた実装レベルでの技術提案を進めている。

同社は、**2026年1月21日(水)から1月23日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「AUTOMOTIVE WORLD 2026」**に出展し、ブース番号W3-83にて、車載製造工程を想定したデモンストレーションを行う。

車載電池・ECU製造工程向け変位センサデモ
リチウムイオン電池やECU関連設備を対象に、シート搬送工程で発生する蛇行、厚み変動、たるみを高精度に検出するセンシング技術が紹介される。

透過型デジタル変位センサ HG-T は、ロールtoロール工程におけるシート巻き取り時の蛇行を、繰り返し精度(※1)1 μmで検出可能とし、電池製造における位置制御精度の向上に寄与する。

厚み検出用途では、接触式デジタル変位センサ HG-S と、ネットワーク機能一体型レーザ変位センサ HL-G2 を組み合わせた構成が提示される。HL-G2はコントローラ内蔵型構造により設置スペースを削減でき、PLCとの直接接続が可能な通信タイプと、連続データ取得に適したアナログ出力タイプを備える。

たるみ検出には、CMOSタイプ マイクロレーザ測距センサ HG-C を採用。繰り返し精度10 μm(※3)を確保しつつ、W20 × H44 × D25 mm(ケーブル除く)の小型筐体により、限られた設備空間への組み込みを可能にしている。

静電気・安全対策機器による設備安定化
シート搬送時に発生する静電気対策として、パルスAC方式エリアイオナイザ ER-X を展示。無風環境や0.05 MPa未満の微風条件下でも除電が可能で、シートの浮きや揺れを抑制しながら異物付着や貼り付きを防止する。

安全対策機器としては、非接触式セーフティドアスイッチ SG-P と、厚さ13.2 mmの超薄型セーフティライトカーテン SF4C を紹介。可動部への侵入検知と設備停止を組み合わせた実機デモにより、省スペース化と安全性の両立を示す。

小型アンプ内蔵センサによる工程検出
車載部品製造工程で使用される小型汎用センサ群も展示される。超小型レーザセンサ EX-L200シリーズ は、複数台設置時でも相互干渉を抑え、小物検出を安定して行える設計となっている。

極小型ビームセンサ EX-Zシリーズ は、世界最小クラス(※4)のサイズを活かし、従来設置が困難だった狭小部への組み込みを可能にする。極薄型ビームセンサ EX-10シリーズ は0.5 msの高速応答により、高速搬送ラインでの検出用途に対応する。

さらに、マイクロフォトセンサ PM-25 は、業界トップクラス(※5)の大型動作表示灯を備え、保守・点検時の視認性向上に貢献する。角型近接センサ GX-F は、最大動作距離のばらつきを±8%以内に抑え、複数台使用時や交換時の調整工数を低減する。

※1 同一条件で測定を繰り返した場合の測定値のバラツキ
※2 2024年2月時点、レーザ変位センサのサンプリング周期において、当社調べ。
※3 HG-C1030の場合
※4 2026年1月現在、アンプ内蔵型ビームセンサとして、当社調べ。
※5 2023年6月時点、アンプ内蔵・コの字型マイクロフォトセンサにおいて、当社調べ。
※6 2024年6月時点、同クラス角型近接センサにおいて、当社調べ。


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