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制御統合型マルチタッチパネルを発表
ベッコフオートメーションが制御と可視化を統合する次世代HMIを展開。
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産業用HMI/パネルPC・制御統合
ベッコフオートメーション は、パネルPCおよびコントロールパネルの新製品「次世代マルチタッチパネルシリーズ」を発表した。本シリーズは、制御機能と可視化機能を1つのハードウェアに統合し、デジタル化が進む製造現場の要件に対応するHMIプラットフォームである。
制御と可視化の統合による効率化
近年の製造現場では、コネクテッド化とデータ活用の進展により、HMIに対して高い柔軟性とリアルタイム性能が求められている。制御機能と可視化機能を同一ハードウェア上で実行することで、制御盤の設置面積削減や省配線、応答性向上が可能となる。
さらに、HMIが機械データを前処理し、MESやクラウドへ転送するスマートゲートウェイとして機能することで、予知保全やデジタルツインの基盤構築を支援する。
製品構成
本シリーズは、HMI専用のコントロールパネルと、制御機能を内蔵したパネルPCで構成される。
コントロールパネル(HMI専用)
- CP49xx(ビルトイン、前面IP65/背面IP20、7~23.8インチ)
- CP59xx(アーム取付、IP65、15.6~23.8インチ)
パネルPC(制御・HMI一体型)
- CP46xx(Arm Cortex 6コア、IP20、7~23.8インチ)
- CP47xx(Intel Atom x7000RE、IP20、7~23.8インチ)
- CP56xx(Arm Cortex 6コア、IP65、15.6~23.8インチ)
- CP57xx(Intel Atom x7000RE、IP65、15.6~23.8インチ)
CPUとパフォーマンス特性
Intel Atom x7000RE搭載モデルは、最大4コア構成で産業用自動化やIIoT用途に適した設計となっている。
Arm Cortex搭載モデルは、Cortex-A78(2コア)とCortex-A55(4コア)の計6コア構成(最大2.0GHz)で、LinuxベースのHMIやエッジ処理用途に適している。
システム統合と将来性
次世代マルチタッチパネルは、TwinCATおよびEtherCATとの統合を前提に設計され、安全通信FSoEにも対応する。反射防止や誤入力防止機能を備えた操作系と、標準化されたインターフェース設計により、長期運用を見据えた構成となっている。
ドイツ本社工場での一貫生産体制を背景に、高耐久性とグローバルサポートを提供し、スマートファクトリーの中核となるHMI基盤を構築する製品群として位置付けられている。
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