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ABB、400kW級EV急速充電器A400をスマートグリッドEXPOで公開

CHAdeMOおよびNACS規格に対応する急速充電ソリューションを展示し、多様化するEV充電インフラの要件に対応する。

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ABB、400kW級EV急速充電器A400をスマートグリッドEXPOで公開

電気自動車(EV)充電インフラ、エネルギーシステム、スマートグリッド分野では、充電規格の多様化と充電性能の向上に対応したインフラ整備が進められている。特に日本では、CHAdeMOとNACSの複数の急速充電規格が併存しており、充電設備には柔軟な対応能力が求められている。

ABBは、**SMART ENERGY WEEK【春】2026内 第19回[国際]スマートグリッド展(3月17日~19日、東京ビッグサイト)**に出展し、EV充電インフラ向けの最新ソリューションを紹介する。会場では、最大出力400kWの新型急速充電器A400を国内で初めて公開するとともに、複数の充電規格に対応する充電設備を展示する。


ABB、400kW級EV急速充電器A400をスマートグリッドEXPOで公開

最大400kW出力の新型急速充電器A400
今回初公開されるA400オールインワン急速充電器は、NACS(North American Charging Standard)に対応したモデルで、最大400kWの充電出力を備える。ABB E-mobilityの次世代充電器として設計され、車両1台の場合は最大367.5kWでの充電が可能である。

2台の車両を同時に充電する場合は、合計400kWの出力を車両の要求に応じて配分する仕組みを採用している。出力配分は以下の5段階で設定される。
  • 100kW + 300kW
  • 150kW + 250kW
  • 200kW + 200kW
  • 250kW + 150kW
  • 300kW + 100kW
高出力性能とコンパクトな設置面積を両立した設計により、EV充電ステーションにおける設備効率の向上が期待される。

CHAdeMOとNACSに対応するTerra 184 JN
展示では、CHAdeMOとNACSの両充電規格に対応するTerra 184 JNも紹介される。このモデルは2025年秋に発売された急速充電器で、1台で複数の充電規格に対応できる点が特徴である。

単一車両の充電では、CHAdeMOで最大150kW相当、NACSで最大180kWの充電が可能となっている。2台同時充電時には、最大90kWでの同時充電に対応する。

また、既設のCHAdeMO対応モデルであるTerra 184 JJは、NACS対応へのレトロフィットが可能であり、将来的なNACS対応車両の普及にも対応できる設計となっている。


ABB、400kW級EV急速充電器A400をスマートグリッドEXPOで公開

多様化するEV充電規格への対応
日本のEV市場では、複数の急速充電規格が併存する状況が続いており、充電インフラには柔軟性と将来拡張性が求められている。複数の充電方式に対応する充電設備は、充電ステーション事業者や車両メーカーにとって設備投資効率の向上につながる。

ABBによるこれらの急速充電ソリューションは、EV普及に伴う充電需要の増加に対応しながら、充電インフラの効率的な運用を支援することを目的としている。
 

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