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屋外IoT機器向け制御ボックスの防災用途を拡張
フエニックス・コンタクト株式会社は、屋外用制御ボックスシステム「OCSシリーズ」の特設サイトを更新し、河川監視用途のIoTアプリケーション事例と新アクセサリ情報を追加した。
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フエニックス・コンタクト株式会社は、屋外向け制御ボックスシステム「OCSシリーズ」に関する特設サイトを更新し、防災分野で利用される危機管理型水位計および簡易型河川監視カメラ向けのアプリケーション事例を追加した。あわせて、屋外独立電源システム向けのアクセサリとしてバッテリーホルダーの情報も公開した。
防災IoT機器の導入拡大
近年、集中豪雨や河川氾濫などの自然災害対策として、河川水位のリアルタイム監視システムの導入が進んでいる。国土交通省が普及を推進する危機管理型水位計や簡易型河川監視カメラは、河川の水位情報をリアルタイムでクラウドへ送信し、氾濫予測や防災対応の判断材料として利用されるIoT計測機器である。
これらの装置は電源や通信インフラが整備されていない場所にも設置されることが多く、屋外環境に耐える筐体と独立電源構成が重要な設計要件となる。
屋外環境向け制御ボックスの特性
OCSシリーズは、屋外で稼働する自律型IoTシステムを想定した大容量プラスチックケースを採用している。動作環境温度は−40°Cから+80°Cに対応し、耐候性、耐衝撃性、防水性を備えることで、雨風や温度変化などの外部環境から内部電子機器を保護する。
これにより、屋外設置が前提となる監視装置や遠隔計測機器の長期運用に対応する構成となっている。
独立電源IoTシステムへの対応
OCSシリーズは、屋外設置機器向けにソーラーパネルや取付架台などのオプションを用意しており、独立電源型IoTシステムの構築を想定した拡張構成が可能である。
さらに、雷サージなどの外部電気的ストレスへの対策として、国土交通省の公共建築工事標準仕様書に適合したサージ保護デバイス(SPD)との組み合わせにも対応している。
防災インフラ向け設置支援
フエニックス・コンタクトは、筐体製品の提供に加え、機器選定支援、ボックスへの穴あけ加工、銘板製作、機器組付けなどのサービスを提供している。これにより、屋外IoT機器の設置準備から導入までを一体的に支援する体制を整えている。
屋外IoTインフラの構築に向けて
河川監視や防災用途のIoT機器は、通信技術とセンサ技術の進展により設置数が増加している。屋外設置環境で長期運用可能な筐体と電源システムの組み合わせは、こうした分散型監視インフラの構築において重要な要素となる。
OCSシリーズは、こうした屋外IoTアプリケーションを想定した制御ボックスシステムとして位置付けられる。
Edited by Industrial Journalist, Romila DSilva - Powered by AI

