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03
'18
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Seco Tools
セコ・ツールズ、Steadyline® 工具の追加により旋削能力をさらに強化
セコ・ツールズは、広く知られる Steadyline® シリーズに防振旋削/ボーリングバーと対応のヘッドを追加して、長い突出し部の旋削とボーリング能力をさらに強化しました。これらの新製品には、径 25mm(1.00 インチ)の Steadyline® バー、GL25 旋削ヘッド、径 100mm(4.00 インチ) の Steadyline® バーなどがあり、Steadyline® バーの粗用/仕上げ用ボーリングヘッドが追加されました。
HQ IMG Steadyline Range GL Heads.jpgSteadyline® 旋削バーには、業界で最も効果的な防振システムが採用されており、最大深さ 10xD の小径および大径の穴を容易に旋削、ボーリングすることができます。システムの受動的/能動的防振機能では、ホルダバー内部のダンピングマスと短くコンパクトな切削工具ヘッドが採用され、振動を最大限まで吸収して、工具のビビリや作業の中断なく、最大バー径の 10 倍までの工具長を使用できます。
Steadyline® を加工現場に導入すると、セコ・ツールズ独自の GL 接続を使って、旋削/ボーリング工具ヘッドをすばやく、楽に交換できます。GL 接続により、Steadyline® バーにヘッドをすばやく、しっかりと取り付けて、5 ミクロンのセンタリング精度とくり返し精度を実現し、必要に応じて 180°のヘッド位置を設定できます。
径 25mm(1.00 インチ)のバーは、ワーク側に工具長 6xD、8xD、および 10xD 用の GL25 接続を備えており、超硬バーを Seco-Capto™、HSK-T/A、ストレートシャンク機械側接合部と併用すると、ツール突出し部の最大の課題に対処できます。
16 種の新しい GL25 旋削ヘッドは、DN.11、CC.09、DC.07、DC.11、TC.11、VB.11 チップを使った一般旋削、逃げ溝切り、バックボーリングなどの用途を対象としています。
大径の 100mm(4.00 インチ)バーは、既存の GL50 旋削ヘッドに対応し、BA - GL50 アダプタを使って、Jetstream Tooling® の高圧クーラント技術とも統合できます。
BA060 および BA080 の機械側接合部を備えるボーリングヘッドは、径 66mm から 115mm(2.60 インチ ~ 4.53 インチ)までの粗用および仕上げ用ボーリングに対応します。
Steadyline® に新たに追加された製品の詳細については、お近くのセコ・ツールズ営業担当者までお問い合わせいただくか、Steadyline® 製品ページをご覧ください。