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03
'20
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SCHUNK News
コボットと軽量ロボットへの焦点
「ロボット工学の世界と、日々のロボット・アプリケーションのニーズの境界には、新たな定義がもたらされることでしょう」グリッピングシステムとクランピング技術を専門とする企業である SCHUNK の最高経営責任者ヘンリック・A.シュンクは、来たるハノーバーメッセに向け、こう強調しています。「コボットと軽量ロボットの世界は、今まさに活況を呈しています。またこれらは、来たるべき未来の産業生産のイメージを形作ることでしょう。」SCHUNK は、ハノーバーメッセで Co-act ポートフォリオを展示し、動作の模様のデモも行います。
人間とロボットの直接共同作業の実装の可否は、もはや問題ではありません。SCHUNK はすでにこれが実際に可能であることを、強力な把持力を持つ EGL-C 長ストローク・グリッパーによって実証しています。「これらの新しいロボットは、ハンドリングと組立分野の設計において、人間との協働作業の面でも、また使用されるグリッピング技術の面でも、きわめて大きな柔軟性を提供します。
」ヘンリック・A.シュンクはこう話しています。産業環境では、例えば人間とロボットが、互いの近くで協働することで、重労働や消耗を伴う作業から人間の従業員が解放され、大きな付加価値がもたらされるのです。SCHUNK EGH Co-act グリッパーは 2019 年の終わりに発売され、世界的に、技術のエキスパートの間で大きな注目を惹きつけています。このことからも、SCHUNK が、技術に対する情熱によって、今後もコボットと軽量ロボットの世界を塗り替え続けていくことは明白です。
「産業界における変革では、ロボット工学にとっても、新しい、かつ創造的な展望が求められています」シュンクはこう強調しています。軽量ロボットやコボットとの協働シナリオは、使いやすく、柔軟で、また実装には遊び心も必要です」起業家である彼はこう言っています。これはまさに SCHUNK Co-act ポートフォリオが活躍できる場所です。その核心にあるのは、根本的な簡素化に関するすべての要素であり、構成部品の選択から配置と組立、そしてオペレーションまでに及びます。ヘンリック・A. シュンクにとって、新しいグリッピング技術もまた、こうした文脈に沿って確立されることが自然な流れなのです。「ロボット工学が新しい応用分野を開けば開くほど、グリッピングシステムの範囲もより多目的化し、進化していくことしょう。」SCHUNKは、ハノーヴァーで、この新しいグリッピング技術の世界を披露します。
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