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03
'20
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Yokogawa News
当社の制御システムを採用した、国内最大の風力発電設備が運転開始
再生可能エネルギー分野での取り組みを加速.
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:奈良 寿 以下当社)の子会社である横河ソリューションサービス株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:村井 哲也)は、当社の制御システムを採用した、株式会社グリーンパワーインベストメントのグループ会社である合同会社グリーンパワーつがるが建設した国内最大規模の風力発電能力を有するウィンドファームつがるが稼働したことをお知らせします。
ウィンドファームつがるは、風車38基で構成される総発電容量12万1,600キロワットの国内最大規模の陸上風力発電所です。合同会社グリーンパワーつがるによって青森県つがる市に建設されました。横河ソリューションサービスは、本発電所に、全ての風車の監視と遠隔地にある変電所・系統連携開閉所を統合して監視制御する広域分散監視SCADA※ソフトウエア「FAST/TOOLS(ファスト/ツールズ)」とリアルタイムOSコントローラ「e-RT3」、およびネットワークインフラ機器を納入し、それらのエンジニアリング、試運転支援を行いました。
YOKOGAWAは2050年に目指す社会をサステナビリティ目標「Three goals」として定め、中期経営計画「Transformation 2020」で再生可能エネルギー分野の強化を注力分野の一つとして強化しています。今回のプロジェクトを含む国内での経験を生かし、世界各地で展開する、再生可能エネルギー導入やエネルギー利用効率化を図るプロジェクトに対し、計測、制御、情報の技術・ノウハウを用いたソリューションを積極的に提案し、お客様とともに気候変動に関する課題の解決に貢献します。
※ SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)システム:
監視、制御を行うシステムの一種。SCADAシステムのヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)機能を担う広域分散監視SCADAソフトウエア「FAST/TOOLS」は、OpreX Control and Safety Systemのラインアップで、SCADAシステムのコントローラ機能を担うリアルタイムOSコントローラ「e-RT3」はOpreX Control Devicesのラインアップです。
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