ZF、トランスミッションとリターダが「ETMアワード2020」で賞を獲得
ドイツ、シュトゥットガルト発; ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン社(以下、ZF)は、8,000人を超える読者投票により、 ZFが商用車用トランスミッション部門の「ベストブランド賞」と「ベストリターダ賞」を受賞し、同賞のトロフィーが授与されたことを発表しました。ZFのドライブシステムが燃費向上とコスト効率において最高レベルの品質を提供していることが、自動車メーカー、フリート事業者、プロドライバーの方々から評価されました。
- ZFの技術やノウハウの影響力を裏付け
- 商用車用トランスミッション部門の読者投票で13年連続1位
- 安全性向上に寄与するリターダ部門でも8年連続1位
ドイツの出版社「ETM」が実施する「ETMアワード」は、年に1度の読者投票により決定され、商用車業界では企業イメージと製品品質において信頼できる指標であると考えられています。 「ETMアワード」の受賞には、審査員である読者の大多数の評価を得ることが不可欠です。今回は、車両と製品の様々なカテゴリで合計8,125票が投じられました。
2つの賞を獲得
ZFの革新的な製品は「商用車用トランスミッション」と「リターダ」のカテゴリで賞を2つ獲得しました。「商用車用トランスミッション」カテゴリでは68.6%の票率で13年連続受賞し、タイトルを維持しました。「リターダ」カテゴリでは 摩耗の少ないZFのインターダが、63.7%の票率で8年連続トップの座を守りました。
7月23日、フリードリヒスハーフェンで商用車テクノロジー部門の責任者アンドレアス・モーザーが賞を受け取り、次のように述べています。「これらの賞は、ZFの技術やノウハウが自動車メーカー、フリート事業者、ドライバーから信頼を得ていることを示しています。私たちにとって、このトロフィーは革新的かつ効率的で堅牢なドライブライン技術を開発し続けるためのモチベーションです。」
ZFの優れたトランスミッションのノウハウ
ZFのオートマチックトランスミッションシステム「TraXon」は、ZFの同賞の連続受賞に貢献しているシステムです。TraXonはGPSを用いたシフトポイント予測機能「PreVision GPS」などの様々なトランスミッション機能を備えており、その性能と燃費効率により、特に長距離輸送などで日々貢献しています。
キャプション:
- 2つの賞のトロフィーを持つZFの商用車テクノロジー部門の責任者アンドレアス・モーザー。本年も連続で「ETMアワード」の「商用車用トランスミッション」と「リターダ」カテゴリで受賞。
- 商用車業界の効率性向上に貢献するZFのトランスミッションシステム「TraXon」。ZFのインターダ(統合型補助ブレーキ)は、主ブレーキの摩耗を減らし、安全性を高めます。
- 路線バスなどに採用されているオートマチックトランスミッション「EcoLife」。2019年、数々の革新的技術を投入した新世代のEcoLife2を発表。