3種類のファミリからなる超音波センサ

堅牢ながら正確な測定法を使えば、超音波センサは広い応用範囲に渡り理想的になります。簡単にパラメータ化するだけで、もしそれが求められているのなら、数cmから10mまで広い範囲を測定できる上に、問題を解決するために超音波センサを、あらゆる応用に向いたセンサに変えてしまうことができます。

図1　PCBの位置決めを行う

小型パッケージに入った超音波センサ

ハンドリング装置は大変複雑な設計をしています。その結果、センサを設置する場所を確保することがほとんどできなくなります。UB…F77シリーズはこれらの応用に対してぴったり収まります。送受信回路一式と
超音波センサ、信号インジケータ、コネクタが密閉されたプラスチックケースにしっかりと収容されており、角砂糖ほぼ2個分に相当する寸法です。

超音波センサの簡単なパラメータ化

UC...30GM70シリーズから、センサのスイッチング距離は、ポテショメータを使って直観的にとても簡単に調整できます。このセンサも、高速で双方向の赤外線インターフェースを使って、また簡単にその応用に使えます。同様にして、距離と受信信号振幅を持った多数のエコーが表示され、センサを最適にアラインメントし、干渉障害物を抑えてくれます。

超音波センサは制御システムに簡単に統合

UC...30GM-IOシリーズを使えば、基本パラメータを外部ツールなしで合わせこむことができます。スイッチング距離は一つのボタンを押すだけで調整できます。投影コーンはスイッチング出力の機能と共に、さらなる工程に適合します。このIO－Linkインターフェースと、PACTwareパラメータ化ソフトウエアを一緒に使えば、センサをその応用に最適に合わせてくれます。IO-Linkはセンサを制御システムに統合するための簡単な方法も与えてくれます。そうすると、センサから対象物までの距離は制御システムに即座に求めることができるようになります。

一目でわかる特長

・設置スペースに制限のある場合に向く小型センサ
・ティーチインボタンかポテンショメータで調整可能
・IO-Linkのインターフェース



図2　測定レベルに合わせて超音波センサをパラメータ化する



図3　 UC...30GM-IOファミリの3種類の検出範囲

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