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Kennametal社とHaimer社間で、ケナメタルの画期的なKM4Xスピンドルコネクションを供給する合意に署名

世界をリードするツールホルダーとスピンドルコネクションのソリューションを組み合わせることによって利益を享受する製造業

Kennametal社とHaimer社間で、ケナメタルの画期的なKM4Xスピンドルコネクションを供給する合意に署名
John Tucker(左)とAndreas Haimer氏(右)は、ケナメタルの画期的なKM4XスピンドルコネクションをHaimer社のグローバルマーケットに提供する合意に署名しました。

2013年7月23日に署名した合意において、Kennametal社はツールホルダーの世界的なリーダーであるHaimer GmbH(ドイツ、イゲンハウゼン)に、ケナメタルのKM4Xスピンドルコネクションという高度な新ソリューションをHaimer社の世界市場中に提供するためのライセンスを供与しました。ツールホルダー技術の世界的リーダーであり、革新的なSAFE-LOCK™引き抜き防止技術の世界的な供給業者であるHaimer社は、Kennametal社と協働することで、製造業のお客様にとって大きな利益をもたらします。
 
「KM4Xスピンドルコネクションは、現時点において世界で最も剛性の高いシステムです。多くの製造業は、この設計によって設備投資を最大限に活かすことができます。KM4Xの高い切り屑除去率によって、工作機械の高い稼働率と部品1個あたりのコスト削減を促進すると同時に、製造業の余力を増大させることができます」と話すのは、Kennametal Inc.の副社長兼ビジネスグループ社長であるJohn R. Tuckerです。「Haimer社のような革新的な技術パートナーに、SAFE-LOCKTMなどのツールホルダーに加えてKM4Xコネクションを供給してもらうことで、世界中の製造会社にとって強力な生産優位を生み出します」
 
「本合意は、Haimer社とKennametal社の両社が最高品質の革新的な技術リーダーとして世界中の製造業者に立証するのに最適な形です」「我々は、両社の市場に対して、これらの互恵的な技術の利益を享受できるよう積極的に支援および教育することを計画しており、またこのような機会が得られることを光栄に思っています」
 
工作機械のスピンドルとツールホルダーのコネクション部分であるスピンドルコネクションは、工作機械の仕様に適合するトルクを伝え、曲げ負荷への耐性を発揮することが必要です。特に粗加工または高強度被削材の切削加工においては、切削抵抗によって曲げモーメントが発生し、トルクの限界値に達する前にコネクション部分の限界値を超えてしまうことがあります。高いクランプ力と最適化された干渉レベルの両立により、KM4Xは堅牢な接続部、極めて高い剛性と曲げ負荷への耐性を備え、高強度合金や他の被削材の機械加工における性能が大幅に向上します。これは、極めて高い切り屑除去率と1日当たりの生産数量増大を意味します。
 
「我々は、ツールホルダー関連のセミナー、特に金属加工における剛性、精度、調整、セキュリティの向上についてのセミナーを頻繁に開催しています」と話すのは、Haimer USA(イリノイ州ヴィラ・パーク)の社長であるBrendt Holdenです。「当社が受ける最もよくある質問の1つに「一番良いスピンドル接合部分のスタイルは何ですか?」というものがあります。安全な状態で高いRPMまで加速できる高強度スピンドルコネクションというのが、今日では当社の最も適切な答えだと確信しています」
 
アドバンスドマテリアルには高度な製造が必要
チタン合金、インコネル、新アルミニウム合金など、高強度軽量素材の継続的な開発が、航空宇宙、防衛、エネルギー、運輸などさまざまな業界の製造業者によってしきりに求められています。これらの新素材は機械加工の大きな課題となっています。これらの国際的な業界における競争上のプレッシャーに加えて、高度な製造ソリューションを見つけることが最優先課題となっています。
 
この課題に工作機械製造業者は、スピンドルの剛性と減衰性能を向上させ、機械構造とモーターを大型化したミーリングセンターや旋削センターで対応してきました。これはすべて、部品品質と工具寿命を低下させる好ましくない振動を最小限に抑えながら、高い所要動力、トルク、および推力を実現するためです。
 
「ほとんどの場合、ある加工作業でどれだけの切り屑除去率が得られるかは工具とスピンドルコネクションで決まります」と話すのは、Kennametal社のツーリングシステム、グローバルプロダクトマネジメント担当役員であるDoug Ewaldです。「したがって、このコネクション部分は高い負荷に耐えつつ、剛性も維持しなければなりません。切削工具やマシニングセンターの継続的な進歩とともに、利用可能な力を最適に活用するスピンドルコネクションが生産計画の初期段階で検討するべき重要な項目となっています。
 
剛性の高いツールホルダーも重要です。「技術的観点から言えば、KM4Xスピンドルコネクションによって、当社のツールホルダーのポテンシャルをフルに活用することが可能となります。」と語るのは、Haimer社のプロダクトマネジメント担当役員であるOliver Saxです。「旧式の二面スティープテーパーシステムでは、最新工作機械のポテンシャルを制限していました。Kennametal社のお客様からフィードバックを頂いたことによって、当社は、新製品のKM4Xスピンドルコネクションについて、より緻密な調査を実施するに至りました。当社は、Haimer社が提供する高いトルク、高いRPMの微調整済みツールホルダーにとって、KM4Xこそが主要なコネクション部分となることをデータ分析後に見いだしました」
 
「これは、同一の哲学を持つ会社間におけるフルシステムのパートナーシップです」と語るのは、Kennametal社の副社長兼最高マーケティング責任者であるJohn Jackoです。「KM4XスピンドルコネクションとHaimer社のツールホルダー技術があれば、お客様は思いとどまり、既存および新型の両機器における高トルク、高速の加工能力を調査する理由は何もありません。これは、お客様の工作機械のポテンシャルを最大限に活かすことを意味しているのです」
 
 
Kennametal社とHaimer社間で、ケナメタルの画期的なKM4Xスピンドルコネクションを供給する合意に署名
Kennametal社とHaimer社は、ツールホルダーの世界的なリーダーであるHaimer GmbHに、ケナメタルのKM4Xスピンドルコネクションという高度な新ソリューションをHaimer社の世界市場中に提供するためのライセンス供与の合意に署名しました。

左から右へ
-John R. Tucker(Kennametal Inc.、副社長兼工業事業部門社長)
-Mike Ramsey(Kennametal Inc.、グローバルMTIセールス担当副社長)
-Andreas Haimer氏(Haimer GmbH、取締役兼理事)
-Oliver Sax氏(Haimer GmbH、プロダクトマネジメント担当役員兼理事)
-Peter Dragich(Kennametal Inc.、統合サプライチェーンおよび物流担当副社長)
-Brendt Holden氏(Haimer USA、社長)
-Doug Ewald(Kennametal Inc.、ツーリングシステム、グローバルプロダクトマネジメント担当役員)
-John H. Jacko, Jr.(Kennametal Inc.、副社長兼最高マーケティング責任者)
Kennametal社とHaimer社間で、ケナメタルの画期的なKM4Xスピンドルコネクションを供給する合意に署名
John Tucker(左)とAndreas Haimer氏(右)

Haimer GmbHの取締役兼理事であるAndreas Haimer氏は、「世界の製造業での革新的な高性能技術におけるリーダーとしての地位をさらに強固なものにするという点でも、本契約では弊社とケナメタル社の両者のビジネス関係が完全に一致しています」と述べています。
Kennametal社とHaimer社間で、ケナメタルの画期的なKM4Xスピンドルコネクションを供給する合意に署名
高いクランプ力と最適化された干渉レベルの両立により、ケナメタルのKM4Xは堅牢な接続部、極めて高い剛性と曲げ負荷への耐性を備え、高強度合金や他の被削材の機械加工における性能が大幅に向上します。
 
Kennametal社とHaimer社間で、ケナメタルの画期的なKM4Xスピンドルコネクションを供給する合意に署名
Haimer社のSAFE-LOCK™は、ツールシャンクの形状に合わせた溝と、チャックの確動的固定機能との組み合わせにより、切削抵抗が高くても工具の引き抜きを防止します。 

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