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08
'22
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Kennametal
ケナメタルの最新セラミック材種KYHK15Bは、最大HRC 58のハードターニング加工アプリケーションにおいて、耐摩耗性の向上と工具寿命の延長を実現
この新しいセラミック材種は、高硬度材料、耐熱合金、そして、鋳鉄を加工する際に、最高の生産性を発揮します。ケナメタルは、最新の旋削加工向けセラミック材種のKYHK15Bを発表しました。
この新材種は、ハードターニング加工において、生産性を向上させ、切れ刃あたりのコストを低減するように設計されています。高硬度材料や耐熱合金、鋳鉄の加工時に、PcBNインサートよりも高い切込み性能を発揮し、最も要求の厳しい旋削加工アプリケーションにおいて、最高の工具寿命と耐摩耗性を実現します。
幅広いスタイルやサイズ、刃先形状を取り揃えています。最も人気の高い粗加工と仕上げ加工向けの両面インサートのスタイルもご用意しており、予測可能で費用対効果に優れた加工が可能です。
「KYHK15Bは、刃先の優れた安定性と高い耐欠損性を発揮します。また、外観色が金色のPVDコーティングによって、摩耗の進行を識別するのが非常に容易です。滑らかで変化を伴う切込み量から大きな切込み量まで、PcBNインサートの代わりに、KYHK15Bをご使用いただけます」と言うのは、ケナメタルの製品マネージャーであるRobert Keilmannです。
加工面の仕上げ要求と切削の種類によっては、HRC 48を超える高硬度材を加工する際に、PcBNインサートの代わりとして、最新セラミック材種のKYHK15Bをお使いいただけます。
KYHK15Bは、旋削加工向けの高性能セラミック材種の既存の製品ラインを基に開発されており、切込み量に変化がある場合や切込み量が大きい場合でも、ハードターニング加工アプリケーションにおいて、製造業のお客様に生産性の高いソリューションを提供します。
詳しくは、こちらをご覧ください。 連絡先: KYHK15B