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Mitsubshi Materials News
溝入れ突切り旋削工具“GYシリーズ”“GWシリーズ”に「小物高精度加工用ホルダ」を発売
三菱マテリアル株式会社 加工事業カンパニー(カンパニープレジデント:田中徹也 住所:東京都千代田区丸の内)は、溝入れ突切り旋削工具「小物高精度加工用ホルダ」を12月22日より販売開始することと致しました。
CNC自動盤などの溝入れ突切り旋削加工において、びびり振動や寸法不良、そしてインサートの加工時の芯が下がることによる芯残りや欠損がトラブルの要因となります。三菱マテリアル株式会社では、小物高精度加工に最適化されたデザインを採用し、工作機械ごとの取り付けに対応した「小物高精度加工用ホルダ」を高信頼のインサートクランプ設計の“GYシリーズ”とインサート着脱が容易な“GWシリーズ”(刃幅がインチサイズの2.39mmインサートを追加)で発売することとしました。
溝入れ突切り旋削工具「小物高精度加工用ホルダ」の主な特長は、以下の通りです。
1. 上顎の形状最適化デザインでインサート保持力を強化したことで、加工精度と寿命向上を実現。
2. 下顎サポート形状の最適化で従来は問題であった加工負荷による芯高のズレを抑制。
3. “GYシリーズ”のホルダは、インサートの装着面積を拡大することで、被削材形状の変形を抑制。
4. “GWシリーズ”のインサートには低抵抗でリード角5°と強リード角8°の「GSブレーカ」を追加。
5. 工作機械メーカー各社の取り付けに対応すべく突き出し量の見直しと対応する加工径のレパートリーを拡大し、最適なツーリング対応を可能とした。
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