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03
'21
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DMG News
DMG MORI 2021 年 全世界でカーボンニュートラル達成を目指す
DMG MORI(以下、当社)は、2021 年、全世界でカーボンニュートラルな事業活動の達成を目指します。
当社はまず、欧州を拠点とする DMG MORI AG にて、自組織の事業活動にともなう CO2 排出量に対し、国際的に認定された持続可能な気候保護プロジェクトへの出資によりオフセットすることで、2020 年にカーボンニュートラルを達成しました。
2021 年には、欧州に加え日本を含む全世界において、また、自組織の事業活動に加えて部品の調達における CO2 排出量に対してもカーボンニュートラルの達成を目指します。これにより、調達から出荷までの 全工程でカーボンニュートラルに生産された商品をお客様にお届けすることになります。2021 年 1 月より出荷する全世界の当社機へ「GREENMACHINE(グリーンマシーン)」マークの表示を開始します。
加えて、CO2 排出量削減に対し、当社はこれまでにも太陽光発電設備の導入や各拠点における照明の 低消費電力・長寿命 LED への取り換え、先進的な暖房・換気・冷房システムの採用など、あらゆる面で取り組んでまいりました。東京グローバルヘッドクォータでは、2020 年4 月よりCO2 排出量ゼロの電力供給を開始しており、今後さらに国内の他拠点への導入を拡大してまいります。また、2021 年秋頃には、当社伊賀事業所構内に CO2 排出量ゼロの木質バイオマス熱電供給システムの設置を予定しております。当社は今後も、CO2 排出量の削減にも積極的に取り組んでまいります。
当社事業活動における取り組みに加え、サプライチェーン全体での CO2 排出量抑制も推進いたします。当社ではこれまでに、専用の CELOS アプリケーションや LED ライトなどの消費電力を抑えた部品、ブレーキエネルギー回生、ユニットのインテリジェント制御などを通して、長年にわたって工作機械のエネルギー効率を 最適化し、CO2 排出量を抑える取り組みをしてきました。今後も当社商品の運用時のエネルギー効率を継続的に改善することで、お客様の施設においても最先端なエネルギー効率を実現できるようサポートしてまいります。
また、当社商品により風力・水力発電装置や燃料電池、e-モビリティ向けなど革新性の高いグリーン テクノロジー関連の部品を加工される世界中のお客様をサポートすることで、加工技術やノウハウを蓄積し、グリーンテクノロジーのさらなる開発に寄与してまいります。
日本政府により「2050 年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことが発表されました。欧州をはじめ同様に宣言する国・地域は多く、世界的に CO2 削減が求められることで今後より一層、精密な機械や 技術への需要は高まります。工作機械産業そのものがCSR および ESG と言えますが、当社は今後も、商品の精度と生産性向上により総合的なカーボンニュートラルの実現を目指し、社会に貢献してまいります。
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