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09
'21
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SCHUNK News
自動化アプリケーションに、より高度な計画安定性を提供
ブラッケンハイム=ハウゼンに新しくオープンした CoLab アプリケーションセンターは、お客様の自動化ソリューションを現実的な環境でテストし、SCHUNK の専門家による検証を受けるのに十分なスペースを提供しています。このアプリケーションセンターは、様々な新テクノロジーやアプリケーションの新分野に特に焦点を当てたものとなっています。
CoLab アプリケーションセンターでは、12 台の産業用ロボットおよびコボットを使って具体的な自動化ソリューションを見つけていきます。自動化を実現する方法には様々な可能性があります。また、新たなテクノロジーは常にその範囲を拡大し続けています。未知なるポテンシャルがあるにも関わらず、多くのユーザーにとって自動化プロセスの実装を阻むのは、不確実性要素の存在です。計画されているコボットアプリケーションは、技術的観点から見て実行可能か?選択した把持ソリューションは、ワークの最適なハンドリングに適しているか?希望するサイクルタイムは達成できるか?SCHUNK がサービス範囲を拡大しこの新しいアプリケーションセンターの創設に踏み切ったのは、このような疑問にすべてお答えしていくためです。
CoLab は、SCHUNK のアプリケーションエンジニアと相談しながらソリューションを開発するために必要なフレームワークをお客様に提供しています。CoLab は、軽量設計、産業ロボット、そしてテストのセットアップという小さなセルに分割されています。12 台のロボットおよびコボットを使って、現実的な問題に対処する適切なソリューションを見つけます。「CoLab ではお客様をサポートすると共に、SCHUNK の広範な製品ポートフォリオを利用して、どんなアプリケーションにもぴったりのソリューションを迅速かつ快適に開発します。そして検証段階では、特殊な要件を検討し、すべての質問に十分な回答を出していきます」こう語るのは、CoLab のチームリーダー、ファビアン・バリエ工学博士です。
CoLab チームリーダーのファビアン・バリエ工学博士 (左) と彼のチームは、新たなテクノロジーやアプリケーション分野の発見に注力し、新しい SCHUNK ADHESO グリッパーの設計サポートや、電磁グリッパーのテスト環境を提供しています。
CoLab は、SCHUNK の新テクノロジー、そしてアプリケーションの様々な新分野に焦点を当てています。バリエ氏と彼の チームは、新しい SCHUNK ADHESO グリッパーを用いたアプリケーションの実現をサポートするほか、電磁グリッパーを用いたアプリケーションのためのテスト環境も提供しています。また、ほとんどのアプリケーションでは軽量ロボットが使われています。
他のメーカーが提供する従来の産業用ロボットも、問題なく実装可能です。「私たちにとって CoLab とは、お客様と共に新たなアプリケーション分野を切り開き、新たなテクノロジーの経験値を高める機会を与えてくれる場所です。ユーザーはソリューションが機能する様子を自分の目で確かめ、事前にテストを行うチャンスを活用できます」とバリエ氏は述べています。お客様は実際に CoLab をご訪問することも、オンラインミーティングやウェビナーで CoLab 訪問をオーガナイズすることも可能です。自動化ソリューションの事前検証に興味のある方は、担当の SCHUNK 現場サービスコンサルタントや SCHUNK 技術セールスチームまでぜひお問合せください。
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